はっさくピール

2/11/2014

最近、スーパーには色々な種類の柑橘類が出ていますね。寒さの中で、鮮やかなオレンジ色が心を湧き立たせてくれます。皆さんは、どんな風に楽しんでいらっしゃいますか?

お友達のT子さんにはお手製の金柑のシロップ煮を頂いたり、H子さんにはオレンジピールを頂いたりします。お得意のレシピをお持ちで、生活に季節をとりいれているのがとっても素敵だなぁ、と憧れていました。

そんな中で先日、お友達のY子さんに、はっさくのお裾分けを頂きました。山口県のご実家から送られてきたものだそうです。Y子さん、貴重なものをありがとう。そこで、前出のH子さんに作り方を教えてもらって、自分でもはっさくピールに挑戦することに。材料も作り方も人頼みという、恵まれた私です。

     〜はっさくピール〜

     《材料》
          
             はっさく     2玉
             砂糖             

     《作り方》

          1.)    はっさくはよく洗い、水気をふく。

          2.)    皮の表面を軽くおろし金でおろす。
                  そうする事によって、出来上がりが柔らかくなり、味もしっかり入るそうです。


      左  :  before           右  :  after

          3.)    4等分して、皮を剥く。


     左  :  皮(ピールに)             右  :  実(ジャムに)

          4.)    鍋に、皮とかぶるくらいの水を入れて、一度沸騰させて茹でこぼす。これを3回繰り返す。
   
          5.)    ざるに上げ、再び水につけて一晩おく。 これでかなり柔らかくなる。

          6.)    水気を切り、スティック状に切る。

          7.)     好みの量の砂糖を用意する。
                   (私は、たっぷり400g入れたけど、もっとずっと少なくてもOKみたいです。)

          8.)    鍋に皮と砂糖を入れ 、焦がさないように注意しながら煮詰める。 全体に透明感のある飴色になってくる。

          9.)    ざるに上げて、余分な水分を切る。
                  (私は、落ちたシロップもとっておいて、別のビンに保存しました。香りが良くてお菓子作りに使えそうなんだもの。)

         10.)    触れる位に冷めたら、ピールの形を整えながら並べ、乾燥させる。                  
                  ( 陽当たりの良い窓辺に置いたら、 みんなで日向ぼっこしてる感じに。ゆっくりゆっくり、美味しくな〜れ。)


  ピールはこれで完成!バレンタインが近いので、今回はここから更にチョコをかけますね。


こんな感じになりました〜。大きなはっさくで作ったので、結構迫力のある出来です。一部はチョコレート無しでキープ。こちらは、そのまま食べる他、お菓子作りにも使えそうです。う〜ん、ヤミー。

初めてのはっさくピール作り。手順は単純だけど、思いの外時間と手間がかかるという事がよくわかりました。H子さん、何も知らずにばくばく食べててゴメンね〜。

甘さの中にほんのり苦味が見え隠れ。柑橘類特有の味と香りがたまらない、癖になりそうな美味しさです。味見をしていた主人には、「こんなに美味しいものが出来るなら、勿体無くてもう柑橘類の皮は捨てられないなあ。」と言われました。えっ?それはそれで、ちょっと困るんですけど…。

何はともあれ、「持つべきものはお友達」と再認識したピール作りでした。Y子さん、H子さん、インスピレーションをありがとう!

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