Craft

100均トピアリー

2/22/2014

以前作ったトピアリーが好評で、色々な方に声を掛けて頂きました。作品について家族以外の誰かに感想を聞かせてもらえるのは、とても嬉しく、新鮮な経験です。これからも、どうぞご意見をお聞かせ下さいね。


トピアリー作りは、そもそも素敵な造花を見つけたのが始まりでしたが、前にも書いたように、造花の選び方によってはもっとお安く出来る筈。という訳で、思い切って、100均で買える材料だけで作ってみることにしました。さて、どうなりますか。

早速100均に行って、材料探しの目で見てみると、使えそうな物がいっぱいありました。造花として籠に入っている物だけでなく、お花がたくさん付いたウエルカムプレートとか、お花付きのヘアアクセサリーとか、他にも転用出来そうな商品が色々。そんな中で、私が目をつけたのは、直径15cm程のバラのリースです。花の大きさも色も、画一的ではない所が、気に入りました。ピンク系と紫系と黄色系があったのですが、今回は黄色系で作ることにしました。

黄色のバラが二つと白のバラが一つ、白と黄緑がかったつぼみが合わせて九つ、それに小さな実のような白い花が少し、一つのリースに付いています。組み合わせを考える手間が省けて、ラッキー!このリースを三つと、これに合いそうな白の小花を造花のコーナーから一種類選んで買いました。造花の材料費は合計400円。前回の約四分の一で済ませようということです。上手くいくかしら?

作り方は、前と同じです。芯になる発泡スチロールのボールと植木鉢は100均で買い、植木鉢の中に入れるオアシスと水苔と仕上げのリボンは、元々100均で買った使いかけの手持ちの物を使いました。言うなれば、オール100均キャストといったところでしょうか。茎には、前回同様、自宅の庭の剪定後のバラの枝を使っています。(安上がり〜。)


あれ?悪くない出来ですよ〜。


花の部分はこんな感じ。真っ白なつぼみだけでなく少し黄緑がかったつぼみがあることで、良い具合に黄色と白の二色のバラのバランスをとってくれているような気がします。所々に顔を出している緑色の葉も、良いアクセントになっています。

確かに素材に高級感はないけれど、素材勝負ではない分は、何種類かの材料を合わせて使う事でカバー出来たのではないかと思います。欲を言えば、黄色いバラがもうちょっとソフトな色だともっと良かったかな〜。(そこまで要求するのは贅沢?)


前回作ったトピアリーと並べてみました。新作の方は、ちょっと高さを出していますが(高さ約42cm)、芯のボールの大きさは同じです。高さが違うとバランスが変わって、印象がだいぶ違いますね。植木鉢は、同じシリーズの柄違いです。

材料費は随分違いますが、どちらもそれぞれの良さがあるような気がします。皆さんは、どちらがお好みですか?

Craft

ジャム瓶のふたカバー

2/16/2014

先日作ったはっさくジャムは、ここ数日、朝食のトーストにつけていただいています。食べる度に「これ、本当に美味しいよね〜。」と、つい言ってしまうので、主人にウザいと思われていないか心配です。


普段は市販のジャムを買っていて、食べ終わったら空き瓶は洗って、常に二つ三つキープしていました。プラスチックケースと違ってガラス瓶は匂いが移らないので、少しだけ残った福神漬やキムチを入れておくのにぴったりですよね。

もちろん今回作ったジャムは、元々ジャムが入っていたこの瓶に入れたのですが…。瓶のふたに付いているメーカーさんのマークが気になる〜。せっかく手作りしたんだから、なんとかもうちょっと自分らしくならないものか?ということで、ふたにカバーをつけてみました。


チェックの綿麻の布に、Orangeの「O」と、小さいオレンジの刺繍を入れて、周りには、手持ちのレースをぐるりとつけました。(「はっさく」って、英語で何ていうのかわからなかったので、「オレンジ」でお茶を濁しました。誰か知っている方、教えて!)ゴムを一体化させるか迷ったのですが、今回は布の上から普通の輪ゴムでとめるだけの、簡単仕様にしました。裏布もつけず立体にもならず、要するにちょっと大きめのコースターみたいな一枚布です。家で使う分には、これで十分だと思います。

中身を作る当てはないけど、ストロベリーの「S」とかブルーベリーの「B」とか、刺繍入りのカバーだけ先に作って、やる気が出る日を待つっていうのも有りかなぁ、と思ってしまいました。考えただけで、楽しい!シリーズ化、なるか?


刺繍の図案も、布に直接鉛筆で描きました。多少歪もうがなんだろうが気にしない、気楽に出来るお手軽手芸でした。

Baking

ハートのトリュフ

2/13/2014

いよいよバレンタインが近づきました。


うちでも毎年手作りしますが、結婚28年目ともなると、年々易きに流れていると言うか、要領が良くなっていると言うか、簡単レシピばかりが増えてきました。(反省してます。)

でも今日は、その中でも特に自慢の、超簡単トリュフをご紹介します。当日でも間に合いますよ。簡単でも美味しいから、びっくりしないでね。

〜簡単トリュフ〜

     《材料》

          ダイジェスティブビスケット           1袋(98g)
          クリームチーズ                                 98g   (ビスケットと同量)
          板チョコ (ミルクチョコレート)        1枚
                          (ホワイトチョコレート)    1枚
          食紅(赤)                                             少々

      《作り方》

          1.)   ビスケットを、袋に入ったまま上から麺棒で叩き、粗く砕く。

          2.)   やわらかくしたクリームチーズに、1を混ぜ込む。
       
          3.)   クッキーの抜き型を使って、ハートの形にする。(11個出来ました。)
               角を取るようにして形を整えると、出来上がりがコロンとして、更に可愛い。


          4.)   冷蔵庫に入れて、固める。後の作業がしやすくなる。

          5.)   板チョコを湯煎にかける。ホワイトチョコに食紅を入れるとピンクに。

          6.)   4に5をコーティングする。

          7.)   冷蔵庫で冷やして固める。


簡単に可愛いトリュフの出来上がり。クリームチーズのおかげか、味もちょっと複雑なものになっている気がします。

どんなに簡単かネタバレしちゃったので、バレンタイン用には、別のものを考えた方が良いのかな?主人はきっと、今夜フライングで食べるんだろうし。また、手がかかっていそうに見えるものを、何か考えなくちゃ。



 

Baking

はっさくピール

2/11/2014

最近、スーパーには色々な種類の柑橘類が出ていますね。寒さの中で、鮮やかなオレンジ色が心を湧き立たせてくれます。皆さんは、どんな風に楽しんでいらっしゃいますか?

お友達のT子さんにはお手製の金柑のシロップ煮を頂いたり、H子さんにはオレンジピールを頂いたりします。お得意のレシピをお持ちで、生活に季節をとりいれているのがとっても素敵だなぁ、と憧れていました。

そんな中で先日、お友達のY子さんに、はっさくのお裾分けを頂きました。山口県のご実家から送られてきたものだそうです。Y子さん、貴重なものをありがとう。そこで、前出のH子さんに作り方を教えてもらって、自分でもはっさくピールに挑戦することに。材料も作り方も人頼みという、恵まれた私です。

     〜はっさくピール〜

     《材料》
          
             はっさく     2玉
             砂糖             

     《作り方》

          1.)    はっさくはよく洗い、水気をふく。

          2.)    皮の表面を軽くおろし金でおろす。
                  そうする事によって、出来上がりが柔らかくなり、味もしっかり入るそうです。


      左  :  before           右  :  after

          3.)    4等分して、皮を剥く。


     左  :  皮(ピールに)             右  :  実(ジャムに)

          4.)    鍋に、皮とかぶるくらいの水を入れて、一度沸騰させて茹でこぼす。これを3回繰り返す。
   
          5.)    ざるに上げ、再び水につけて一晩おく。 これでかなり柔らかくなる。

          6.)    水気を切り、スティック状に切る。

          7.)     好みの量の砂糖を用意する。
                   (私は、たっぷり400g入れたけど、もっとずっと少なくてもOKみたいです。)

          8.)    鍋に皮と砂糖を入れ 、焦がさないように注意しながら煮詰める。 全体に透明感のある飴色になってくる。

          9.)    ざるに上げて、余分な水分を切る。
                  (私は、落ちたシロップもとっておいて、別のビンに保存しました。香りが良くてお菓子作りに使えそうなんだもの。)

         10.)    触れる位に冷めたら、ピールの形を整えながら並べ、乾燥させる。                  
                  ( 陽当たりの良い窓辺に置いたら、 みんなで日向ぼっこしてる感じに。ゆっくりゆっくり、美味しくな〜れ。)


  ピールはこれで完成!バレンタインが近いので、今回はここから更にチョコをかけますね。


こんな感じになりました〜。大きなはっさくで作ったので、結構迫力のある出来です。一部はチョコレート無しでキープ。こちらは、そのまま食べる他、お菓子作りにも使えそうです。う〜ん、ヤミー。

初めてのはっさくピール作り。手順は単純だけど、思いの外時間と手間がかかるという事がよくわかりました。H子さん、何も知らずにばくばく食べててゴメンね〜。

甘さの中にほんのり苦味が見え隠れ。柑橘類特有の味と香りがたまらない、癖になりそうな美味しさです。味見をしていた主人には、「こんなに美味しいものが出来るなら、勿体無くてもう柑橘類の皮は捨てられないなあ。」と言われました。えっ?それはそれで、ちょっと困るんですけど…。

何はともあれ、「持つべきものはお友達」と再認識したピール作りでした。Y子さん、H子さん、インスピレーションをありがとう!

Sewing

ジェニーバッグ

2/07/2014

ジェニーは、ゴールデンレトリバーの女の子です。11年前のお正月にわが家にやって来ました。


ペットショップから家に連れて帰る時は、まだ小学生だった下の娘の膝にのった小さな段ボール箱に入る程の小犬だったのに、今や体重25kg超の堂々たる成犬です。

犬を飼うのは初めてだったので、家族全員わからない事だらけ。人に聞いたり、本を読んだり。そんな私達を見て、ジェニーもさぞかし不安だったことでしょうね。

暫くして、初めてペットホテルに預ける事になった時、数日分のご飯やら何やら、大量の荷物をまとめて持って行く必要に迫られました。可愛い可愛い箱入り娘の初めてのお泊まり。知らない子達の中に入っても寂しくない様に、せめて手作りバッグを持たせましょう、と作ったのがこのバッグです。



当時中学生だった上の娘が描いたジェニーのイラストを元に、前面にはティアラをつけたジェニーを、裏面には「プリンセスジェニー」を表すPJの文字を入れました。(パジャマではありませんからね〜。)アップリケは、ジグザグミシンの目を細かくして、コントラストの強い色糸で輪郭を押さえてあります。このバッグは、荷物もたっぷり入るし、丈夫でざぶざぶ洗えるので、とても重宝なんですよ。(サイズは、約50cmx30cm。)

しかし、ジェニーももう11才。当たり前ですが、バッグの顔は、明らかに今より幼いのです。成長に伴う一番の変化は、色です。白髪が増えて、全体に薄い色になった上に目の周りが特に白くなってきました。丸かった顔の輪郭も随分面長になり、人相(犬相?)が変わってきたようです。

そこで、何でも入るこの大きいバッグは、便利なのでそのまま(年齢詐称っぽいけれど)使う事にして、新たに、毎日のお散歩用に使える小さいバッグを、今のジェニーに合わせて作り直す事にしました。

     〜ジェニーのお散歩バッグ〜
                      (出来上がりサイズ    約25cmx16cm)

     《材料》

               本体用   帆布
               内袋用   木綿布
               アップリケ用   木綿布
               接着芯
               持ち手用   テープ

     《作り方》

          1.   アップリケの下絵を描く。ここが重要。愛情をもって、3割増しで可愛く描いてあげましょう。

          2.   バッグ本体用の帆布に顔のアップリケをする。

              ① 色毎にパーツを分けて、断ち切りで、接着芯を貼ったパーツを作る。
                   (重なる部分には縫い代を付ける)
              ②作ったパーツを、本体にブランケットステッチで止めていく。
                  (今回はパーツが小さいので、ジグザグミシンでなく手縫いにしました。)
              ③輪郭をはっきりさせたい部分には、更に濃い色のミシン糸で適当にステッチ。
                  目の中に、白いミシン糸で星を入れる。

                これで、前面は完成。

          3.   裏面用の帆布に、QJの文字をアップリケする。年月を経て、プリンセスからクイーンに!

          4.   本体を縫い合わせ、内袋と持ち手も付けて、バッグに仕立てる。

完成〜。


前面は、王冠をかぶったジェニー。 


裏面に、花柄でQJを。ちなみに、内袋はピンクのピンストライプで、ポケットも付いています。
  
新しい小ぶりのジェニーバッグで、朝晩のお散歩が益々楽しくなりそうです。


(早速バッグを持って公園へ。しっぽの振り方を見る限り、ジェニーも喜んでくれているようです。)