カフェカーテンで小さなサブバッグ

8/16/2024

 セリアで見つけたウィリアム・モリスのデイジー柄のカフェカーテン1枚で、サブバッグを作りました。デザインは、紆余曲折の末、一番簡単な形のシンプルなバッグになりました。このカフェカーテンのシリーズは他にも私好みのデザインが沢山あるので、色々試してみたいです。


(持ち手を除いたサイズ:縦30cmx横29cm)

(コンパクトに畳めます。)


材料として使ったのは、このカフェカーテンです。素材はポリエステル100%なので、表面がツルツルしていて、多少の汚れは濡れティッシュでさっと拭けばOKそうです。ただ、ミシンで縫うには生地が伸びやすいので、ちょっと注意が必要です。



《作り方》

①  布の準備。

  ミシン目を解いて、アイロンをかけて、1枚の布に戻します。
  この段階で、布のサイズは縦48.5cmx横84cmでした。

②  裁断。

  縦の長さはそのまま使って、幅10cmで持ち手を2本分取ります。
  残りは横幅を半分にカットして、バッグの本体にします。
  (この段階では巾着型にしようと思っていたので2枚に切りましたが、今回のようなトートバッグなら1枚のままでも良かったです。)



③  持ち手を作る。

 幅を4等分に折り両端にミシンをかけて、持ち手とします。


④  本体に持ち手を仮縫いする。

  カフェカーテンの上下(長辺)がミミなので、ここの辺処理は不要です。
  上から2cmのところで内側に折り、アイロンで印をつけておきます。
  本体の上部の幅の中心をマークし、そこから左右に6cmずつ行ったところに持ち手の内側がくるようにセットします。アイロンで印を付けたところに持ち手の端を合わせます。


  本体の上線から7mm位のところに持ち手をミシンで仮に留めておきます。


⑤  底を縫う。

  本体を中表に合わせて、底を縫い代1cmので縫います。


⑥  脇を縫う。

  底を7cm(縫い線からは6cm)折り上げて、脇を縫い代1cmで縫います。


  切りっ放しの布端は糸がかなり出て来るので、バイヤステープで包んで始末しました。


(アメリカで買ったバイヤステープの残りです。)


  ここまで来て、底を袋縫いしていなかった事に気付きましたが、縫い直しが面倒で、まあ気付かなかった事にして続行。後に結局それでも良かった事になるとは、この時には知る由も無く。ううっ。

⑦  本体の口の始末をする。

  折り跡をつけてあったところで折って、布端2mm程度のところを一周縫う。


  持ち手を上に折り返して、バッグの端2mm程度のところを持ち手と一緒に一周縫う。


⑧  出来上がり。


と、思ったのですが…なんだか縦長すぎてバランスが悪いので、ここからもう一捻りしました。


(図書館に返す本を入れて、一度はこのまま使ったんだけど。)


(重みの為か益々縦長の印象に。)

⑨  縦の長さをカット。

  脇を解くのが面倒なので(また?)、底の折り返しのギリギリで真っ直ぐにカット。袋縫いして底の処理は終了ね。



⑩  ポケットを付ける。

  カットした分の布が勿体無いので、その生地でポケットを作ってバッグに付けました。
  縫い付けたバイヤステープの部分を切って、残りの幅を半分にしたら、約15cmになりました。持ち手と持ち手の間に収まるように、幅12cmのポケットを作りました。


  まずはポケット口を1cmの三つ折りにしてミシン掛けします。脇は袋縫いにしました。


ポケットの上の1枚で2cm出ているところは、無理やり細い三つ折りにしてミシンをかけました。ここは本当に無理やり縫ったので、ミシン目が汚くなっちゃいました。


持ち手と持ち手の間の縫い目を解いて、そこにポケットの上の1枚布の部分を滑り込ませて、解いたミシン目の線上をもう一度縫いました。これで、ポケットが付きました。



今度こそ、完成です。やった〜!

(「可愛い」は、正義。この形の方が好きよ。)

結局極々単純な、ほぼ正方形のマチ無しトートバッグになりました。

(ノートは十分入る大きさです。)

苦労したけど、畳めばきれいにポケットに収まる形に着地出来たので、成功したという事にします。良い頭の体操にはなったかな。やれやれ。

(畳んだら、奇跡的に上手いこと収まりました。)

100均やコンビニでちょっとした買い物をする時には重宝しそうな大きさです。とても気に入った素材だったので、実用的な物が出来て良かったです。モリス好きのお友達へのプレゼントにも良いかもね。

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