今シーズン最後のショルダーファーバッグ

3/07/2023

 急に暖かくなって、先週末には近くの梅園に枝垂れ梅を見に行ったりしました。そうなると気になってくるのが、姪っ子Sちゃんに頼まれているもう一つのファーバッグを今シーズン中に渡せるか否か。ここはおばさんの威厳にかけて、せめて桜が咲く前に渡そう。



今回使ったフェイクファーは、グレー系。今シーズン作ったファーバッグ2つはブラウン系だったので、これは少し違うファッションに合わせられるかもね。

《裁断》

フェイクファー  本体用 縦29cm x横30cm
         見返し用 縦6cmx横30cm

木綿       内布用 縦26cmx横30cm
         ポケット用 縦30cmx横20cm

合皮       タブ用 縦8cmx横4cm x2

マグネットボタン 1組

Dカン(2cm)   2個   

接着芯      フェイクファーの裏全面に貼る  

(見返しと本体の裁断。この本体のサイズ、間違いです。)

(気が付いて、修正。これが正解。)

(内布もカット。)

(ポケット用は、縦長。)

(今回のDカンは、シルバーをチョイス。)

《作り方》

①  ポケットを作って、内布につける。

  半分に折って、底に返し口を残して縫い代1cmで周囲を縫う。

  返し口からひっくり返して形を整え、ポケット口になる方に2本ステッチ。
  (底に返し口が開いている状態。)


  上から4cmのところにポケットを縫い付ける。
  底の返し口は、この時に閉じられる。


②  内布と見返しを縫い代1cmで縫い合わせ、縫い代は下に倒して2mm位の所に抑えミシン。
  そうして出来た2枚を中表にしてコの字に縫う。(底に返し口を開けておく。)


  見返しの中心にマグネットボタンを付ける。


  6cmのマチを縫う。


③  本体も中表に合わせて、縫い代1cmでコの字に縫う。


(マチの所は縫い残していますが、縫っちゃってもOKです。)

  マチ6cmを縫う。縫い代1cm残して余分はカット。


④  Dカン用のタブを作る。

  中心に向かって左右から折り、端ミシンをかける。


  Dカンを通して端を仮留めしておく。


⑤  内袋と外袋を中表に合わせ、脇の縫い目の上にDカンを通したタブを挟んで、バッグ口を縫い代1cmで縫う。



⑥  返し口から表に返して一旦形を整え、内袋の底の返し口をミシンで縫い閉じる。



⑦  内袋を中に戻して、表からバッグ口の上5mm位の所に押さえミシンをかけて、完成です。


チラッと見えるピンクが可愛いのよ。


今回は、Sちゃんがショルダー紐を自分の手持ちの物を使うというので、バッグ本体のみの引き渡しですが、どんな感じか確認する為に私の手持ちのショルダー紐を付けてみました。かなりシンプルだけど、良い感じに出来たと思います。合格点をもらえるんじゃないかな。


(マチ6cmは、すっきりとした印象です。)


もう本当に暖かくなって来ているので使う機会がどのくらいあるかわかりませんが、今シーズン中にチャンスがあったら使って欲しいと思っています。春はもうすぐ。



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