Christmas

2022年のクリスマスリースとスワッグ

12/12/2022

 12月に入って、玄関のリースをクリスマス用に変えました。と言っても、去年も使ったリースのリボンを変えただけだけど。しかもそのリボン、何年か前にツリーの飾りに使った残りですわ。


(直径約60cm。かなり大きめです。)

なんだか今年は忙しかったし新しい材料を探しに行く気力も当ても無いし、今年はこれで我慢、と思っていたら、思いがけない所にヒントが見つかりました。お稽古事のために通っている公民館の傍にまとめて捨てられていた、剪定後の木の枝です。無造作に山と積まれていたので、形の良さそうな物を少し拾ってきました。


(2種類、それぞれ少しずつ拾って来ました。)

まとめやすいように、10cm位の長さに揃えて切ります。

(形の良い物は選り分けたけど、結局全部使いました。)

こっちもね。(植物の名前すら分からないままに使っています。)


切り揃えた枝を2〜3本まとめて、リース台に針金で括りつけます。


次の枝の束も、少しずらしてリース台に当てて、針金で続けてぐるぐると巻いて行きます。


ずうっと続けて行って、


一周します。


なんか、かなりワイルドな雰囲気になってしまいました。もう少し短く切った方が良かったかな?

裏から見ると、こんな風。一本の針金しか使っていないけれど、かなりしっかり巻いているので、グリーンがリースから外れることはないと思います。


そこに松ぼっくりや赤や白の実を配置します。これも自然の物です。お友達と一緒にリース用の藤蔓を取りに行った時に、彼女のコレクションを分けて貰いました。チェックのリボンと赤い鳥は、私の手持ちの材料です。

(出来上がりサイズは、直径約35cmです。)

いつも造花ばかり使ってリースを作っているので、今回は自然の材料ばかり使って面白かったです。このまま飾っておいたら、ドライになるのかな?それとも腐っちゃうのかな?その辺も、興味津々です。


そんな訳で、今年の玄関周りにはリースが大小2つ飾られる事になりました。しかも、テイストがだいぶ違うんだが。まあ、良いか。



リースを作った後残ったちょっと長めのままの枝達は一つにまとめてリボンで結んで飾りを付けて、クリスマスのスワッグにして階段横の壁に飾りました。玄関のリースと同じリボンを使っています。あんまりきれいな形にはならなかったけれど、残り物のご愛嬌という事で。(もったいない精神の賜物です。)出来上がりのサイズは、全長約60cmです。

(上向きにも、ちょっと葉っぱを足しました。)


Baking

カスタードアップルパイ

11/17/2022

昔食べたカスタードクリーム入りの アップルパイが懐かしくなって、作ってみました。冷凍のパイ生地を使い、カスタードクリームは電子レンジでチンして作るお手軽レシピです。



《材料》アップルパイ8個分

冷凍パイ生地  4枚

フィリング
  リンゴ  2個
  砂糖   20g
  レモン汁 少々

カスタードクリーム(作りやすい分量)
  卵黄   3個分
  砂糖   60g
  薄力粉  大4
  牛乳   2カップ
  バニラエッセンス 少々

残ったカスタードクリームは次の日にクリームパンにしました。クリームパンに限らずお菓子なら何にでも使えるから、たくさん作ってもすぐに無くなっちゃうと思います。

《作り方》

①  バニラエッセンス以外のカスタードクリームの材料をボウルに入れて、良く混ぜる。

  粉を振るったりしなくても、ここでしっかり混ぜればダマになったりはしません。

(ただただ材料を入れて、)

(ダマが無いようにしっかり混ぜます。)

②  フタで覆い、600wの電子レンジで3分加熱。周囲から固まり始めるのでそれを泡立て器で混ぜて均一化して、もう一度フタをして更に1分加熱。全体を混ぜてから、フタ無しで更に2分加熱。全体を混ぜて、固さを確認。粗熱が取れてからバニラエッセンスを加え、冷蔵庫で冷やしておく。(冷えると少し硬くなります。)


(滑らかな出来上がりです。)

③  フィリングを作る。リンゴ(今回は紅玉を使いました。)を適当な大きさに切ってボウルに入れ、砂糖とレモン汁をまぶして、600wの電子レンジで5分加熱。ザルに上げて汁を切って、冷ましておく。



④  冷凍パイ生地を室温に戻し、少し伸ばして1枚を半分に切る。正方形に近い形にすると後が扱いやすいです。

  対角線を引いた線より下半分に、カスタードクリームとリンゴのフィリングを乗せて、半分に折って周囲を留める。フォークで押さえると、飾りにもなって良い。表面には切り込みを入れる。



⑤  表面に卵液を塗る。


⑥  200℃のオーブンで25分焼く。完成です。


今回のアップルパイは出来が良かったので、母のところへも持って行って一緒にお茶しました。カスタードクリーム有りも、たまには目先が変わって良いですね。母にも美味しいと褒めてもらえました。


因みに、残ったカスタードクリームは翌日クリームパン6個になりました。


(カスタードたっぷり入れました。)

(結構はみ出しました。)



Sewing

ポケモン生地で袋物いろいろ

11/03/2022

「 おばさん、色々作ってくれてありがとう。これお礼ね。」と、ペンライトポシェットのお礼に姪っ子たちが青いポケモンのプリント生地をくれました。確かにめちゃくちゃ可愛いくてテンション上がったんですが、よく考えたら私の為と言うよりあなた達の小物になる可能性の方が高くないかい?早速20x20cmの巾着袋を頼まれ、裏地は要らない言われたので一枚で仕立てましたが、2色使いにしたら可愛いだろうになあという妄想に抗えず、頼まれてもいないのに裏布付きのバネ口ポーチもオマケに作りました。


(どちらもグレーをアクセントを。)


(ポケモンの名前は知らないが、とにかく可愛い。)

最近ミシン部屋の引き出しを整理していたら、使っていない10cmと12cmのバネ口があったのよね。用途はわからないけど、片手で開閉するなら10cmの方が断然使いやすいと思うので、こっちのサイズをチョイス。裏布と口布に白とグレーのストライプを使ったら、ちょっとだけ子供っぽさが薄れたかな。(いや、十分子供っぽいか。)

表布は12x16cm、裏布は16x16cmにカットして、底の角に同じカーブをつけます。(私はうっかり裏布にカーブをつけただけで表布と裏布を縫い合わせてしまい、その後で半分に折って裏布のカーブに合わせて表布の底のカーブをカットしました。順番はどうでも同じカーブがついていればOK。)


表布と裏布を縫い代1cmで縫い合わせて、縫い代をアイロンで割ります。

そうして出来た2枚を中表に合わせて、布の分かれ目から表布側裏布側それぞれ2cmずつ(合わせて4cm)縫い残して周囲をぐるりと縫い代1cmで縫います。この縫い残し部分(2カ所)が返し口にもなります。


カーブの曲線がきれいに出るように縫い代に切り込みを入れてから、2つの縫い残しのどちらからでも良いので表に返して形を整え、アイロンをかけます。


半分に折って折り目をつけて、それを見当に裏布を表布の中に入れ込みます。アイロンで形を整えます。


裏布が2cm幅で表に出て入ればOK。


表布の際に押さえのミシンをかけます。(これだとバネ口金具を入れるケース部分が少しゆったり目で布が動きやすかったので、口布側にステッチして敢えて幅をもう少し狭くしても良かったのかも。)


バネ口を差し込んでピンを差し、それをペンチでギュッと潰したら、出来上がりです。



バネ口金具の入れ口を返し口に使うこの作り方だと、後で返し口を閉じる一手間が要らないのが嬉しいところです。手でまつるのは面倒だし、物を入れたら見えないとは言えミシンで閉じるのは見た目が良くないので。

途中で30x30の袋も追加で注文されて、結局3点セットになりました。ペンライトポシェットに比べたら巾着袋なんて楽なもんよ。こんなので良かったら、いつでもお気軽にご注文下さいな。

Sewing

ペンライトポシェットをもう一つ

10/31/2022

 先日姪っ子Sちゃんに頼まれて作ったペンライトポッシェットの評判が良く、Sちゃんの妹のMちゃんも同じ物が欲しいと言ってくれたので、張り切って作りました。でも全く同じでは作る方としてもつまらないので、①内側のキルティング生地を別生地(小さな花柄)にする、②ヒモを付け替えるためのDカンタブにリボンではなく共布を使う、の2点を変更しました。



《材料》


ビニコ生地 本体表布用 36x20cm 2枚

      タブ用 3x5cm 2枚

      ヒモ用 5cm幅で必要な長さ

         (布幅では足りなかったので継ぎました。)

キルティング生地 本体内布用 37x21cm 2枚

         (今回もビニコより少し大きめにしました。)

         ポケット用 32x16cm 1枚

50cm以上のファスナー 1本

10cm以上のファスナー 1本(今回使ったのは16cmの物)

Dカン 2個

ナスカン  2個

カナメ 8組


《作り方》


①  裁断


ファスナーの開閉がスムーズになるように本体用の生地4枚共ファスナーの途中にある角に丸みを付けます。前回カーブを大きくとったためにカーブの途中にタブをつける事になって綺麗に垂直に付けるのが難しかったので、今回はカーブを小さくして直線のところでタブを付けるようにしました。それでも開閉に問題なかったので安心しました。


(前回に比べ、明らかにカーブが小さいです。)

②  ポケット付け

  本体にポケット布を中表に置く。上辺から5cmのところにポケットの上辺を合わせて、中央に配置する。

  ポケット布上辺から2.5cmのところに10cmのラインを引く。そのラインの周囲に1x11cmの四角を描く。


  10cmのラインに沿って表生地と裏生地を一緒にハサミで切る。端は四角の角に向かってYの字になる様に切る。


  切り口からポケット布を表生地の方へ入れ込んで、形を整える。四角い窓が空いている様な状態。


窓の後ろにファスナーを当てて、周囲を縫う。


  必要な長さを残して、余分なファスナーは切る。


  ポケット布を半分に折り返して、底以外の3辺を縫う。


③  タブ作り

  3cm幅の布の両端を中心に向かって折って1.5cm幅5cmのタブを2本作る。
  それぞれにDカンを通して、縫い代5mmで仮留めしておく。


④  ファスナー付け

  布端から2cm空けてファスナーを付ける。端は3角に折っておくと、サイドを縫う時に楽。
  布端から3cmのところにタブを挟む。


  カーブはファスナーに切り込みを入れながら縫うとスムーズ。


  ファスナーを挟むように裏生地を中表に重ねて、今縫ったミシン線の上か少し内側を縫う。

(ほぼ真上にしか縫えませんでした。)

  ファスナーのもう一方にも同様にして表生地とタブと裏生地を付ける。


⑤  本体仕上げ

  表生地同士裏生地同士を中表に合わせて、サイドと底をぐるりと縫う。裏生地のサイドに10cm程返し口を開けておくのを忘れずに。


  返し口からひっくり返して形を整え、返し口を手でまつる。

(色がおかしいのは光の加減…だよね?)

⑥  ヒモ作り


  ヒモは本体と同じビニコ生地で作りました。布幅が110cmだったので、ポシェット用の長いヒモを作るにはどうしても途中で継ぐ必要がありました。継いだところが分厚くならないように、布端を45度斜めにカットしてつなげてあります。ビニコは切りっぱなしでも端がほつれてこないので、ヒモは三つ折り仕上げです。十分な長さに継いだ5cm幅の細長い布を三つ折りにして端に1本ミシンをかけて、まずは約1.5cm幅のヒモを作り、その後必要な長さに切ってナスカンを通してカナメで留めたら完成です。



一旦完成品をSちゃんに実際に身に付けてもらったら、やはり100cmで作ったヒモは斜め掛けするにはちょっと短いのでもう少し長く作り直して欲しいと頼まれ、今回125cmに作り直しました。このポシェットは用途が特殊で本体が結構縦長なので、実際に身に付けた時のバランスがイメージと少し違ったみたいなんです。でもその時にはっきりそう言ってくれたので良い感じに改良出来たし、その時にその場にいたMちゃんにも実際に身に付けてもらって希望の長さを聞くことが出来て、2人それぞれの希望にばっちり合った長さのヒモに出来たのも今回良かった点です。作る側としては、こうして具体的に数字を示してくれるのが一番助かります。ヒモの長さはそれぞれの好みで、Sちゃんのポシェット用は125cm、Mちゃんのポシェット用は115cmにしました。こういう細かいオーダーに応えられるのが、手作りの良さですよね。手提げ用の短い方は、2人とも25cmです。(前回作った35cmのヒモはカットしてカシメを留め直し、25cmに作り替えました。こちらも長さ指定です。)


こうして紆余曲折の末に完成した仲良し姉妹のおそろいペンライトポシェット。これを持ってまた仲良く2人一緒にコンサートに行って、楽しい時間を過ごしてくれるといいな〜。