パン作り用の型見っけ

10/16/2021

 スーパーの調理器具コーナーをブラブラしていた時、ふと目に留まった物がありました。



ミニラウンドパン4個セットです。ここで言う「パン」は、食べる「パン」ではなくて、「フライパン」の「パン」ね。でも、まさに惣菜パンを作るのにぴったりの大きさでは!と、テンション爆上がりで、即お買い上げ〜。

不思議な事に、パッケージに大きさの表示がありませんでした。家に帰って測ってみると、底の内径が8.5cm、上部の内径が10.2cm、高さが3cmといったところでした。

まず作ってみたのが、グラタンパン。


鶏肉・玉ねぎ・にんじん・コーンを具にして、固めのホワイトソースを作ります。

(ライトで黄色っぽく見えますが、ホワイトソースです。)

いつものバターロール用の生地をホームベーカリーで作って4等分しましたが、後でこれが大失敗だとわかりました。(大き過ぎ問題。)


型より少し大きめに丸く伸ばして、型に入れ込みます。



具沢山のホワイトソースを中央にたっぷり乗せます。


今回は初めてなので、型は2つだけ使って、残りは何にでも使えるオールマイティな細長い形にしておきました。


濡れ布巾を掛けて室温で50分放っておくと、いい感じに2時発酵して膨らんでくれます。


艶出しの卵液を塗って、グラタンパンの方にはピザ用チーズをトッピングします。


375°F/190℃で18分焼いて完成です。グラタンパンの方には、パセリのみじん切りを飾りにパラパラとふっておきました。


オーブンから取り出した時にはそんなに感じなかったのですが、いざ食べる段になってお皿に乗せてみてびっくり。


めちゃめちゃ大きい…いや、大き過ぎでしょ。絵描き歌の可愛いコックさんの帽子状態。(「棒〜が一本あったとさ♪」って…懐かしい〜。)


割ったらこんな感じ。そりゃあもう味は間違いなく美味しいのですが、こんなに大きくなくても良いです、本当に。(と言いつつ食べちゃったけどね。)


大いに反省して、後日再チャレンジ。同量のパン生地を4等分ではなく6等分して作り直しました。



今回は、さつまいもパン・ツナマヨパン・ハムコーンパンの3種類を2個ずつ作りました。

①さつまいもパン

さつまいも適量をサイコロ状に切って甘く煮て、パン生地に混ぜ込みました。


ちょっと楕円に伸ばした生地にさつまいもを乗せてクルクル巻いてから、それをまたくるりと丸めて、型に入れました。


②ツナマヨパン

缶詰のツナと玉ねぎのみじん切りにマヨネーズを混ぜて、ツナマヨパンのトッピングを作ります。


パン生地を丸く伸ばして型に入れ込みます。ツナマヨを乗せます。


③ハムコーンパン

型が4つしかないので、残りの2つは型がなくても形があまり崩れないこの成形をしました。

生地をハムの大きさより少しずつ大きい位に伸ばして、ハムを乗せてくるくる巻きます。


閉じ目を内側にして、2つ折り。折った輪の側の幅の真ん中あたりに切れ目を入れて左右に開きます。


中央に、コーンと玉ねぎの薄切り少々とマヨネーズを合わせたものを乗せます。(これにピザチーズを少し足した方が、焼き上がった時にコーンがポロポロ落ちなくて良いかもです。次は忘れずにそうしようと思います。)


天板に乗せて、室温で50分放置して2時発酵します。


発酵させたら、こんな感じ。今回、大きさ的には良いんじゃないかと思います。


さつまいもパンの中身が見えないので、残っていたさつまいもの甘煮を中心部に埋め込んで飾りにしました。

卵液を塗って、375°F/190℃のオーブンで15分焼きます。


完成です。



型を使うと形が揃うので、上手に焼けた気になれます。ハムコーンのちょっとした歪さも好きですけどね。


グラタンパンやツナマヨパンのような、少し柔らか目の具を上に乗せて焼きたい時、型を使うとしっかりと土手を作ってくれるのが良いと思いました。いろいろ応用出来そうで、ますますパン作りが楽しくなりそうです。

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