レストランの営業禁止でお弁当

4/21/2020

以前は主人は毎日数人の同僚と外にランチに出ていたのですが、コロナの影響でレストランの営業が禁止になったり、丁度お昼休みの時間帯にも会議が入る日が多くなっていたのをきっかけに、外出禁止令の出る直前2週間は毎日お弁当を持って行っていました。アメリカで主人のお弁当作りをするとは思っていなかったので日本からお弁当箱を持って来ておらず、急遽代わりになりそうな密閉容器を買い、マイ箸を紙ナプキンで包んで輪ゴムで留めて持っていっていましたが、毎日の事なので途中からお手製の布の箸袋を使うようにしました。お弁当包みと箸袋は同じ生地で作って、見た目にも良い感じ。毎日のお弁当作りのテンションが上がりました。(それまでは仲間とワイワイ食事をしていたのに、1人個室でお弁当を食べる羽目になった主人のテンションが上がったかどうかは、また別の話。) 4月6日から出社自体が出来なくなり完全に自宅からリモートワークとなったので、お弁当を作らなくなってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、そんな事情でお弁当包みと箸袋を作ったという記録を残しておこうと思います。リモートワークとなった今、主人は片道20~30分かかる通勤時間が無くなった分朝食をゆっくり食べた後、8:30には緑茶の入った水筒を持って2階の書斎へ「出勤」しています。

 (この水筒も、お弁当作りを機に新たに買いました。)

手もとにある生地の中から、クリーム色の地色に紺色でアメリカの州の名前がびっしり書いてある生地を使いました。柔らかくて、お弁当包みにぴったり。

(Alabamaの文字が小さいのが、ちょっと不満。)

お弁当包みは、45cmx45cmの布の周囲を3つ折りにしてぐるりとミシンをかけただけです。大きさ的にはぴったりだったけど、もう少し大判にしても良かったかも。長女が結婚する時に披露宴で使う紅白のチェックのナプキンを90枚縫ったのを思い出しながら縫いました。あの時と比べたら、1枚や2枚のお弁当包みを縫うくらい、簡単簡単。

箸袋の方は、35cm x 35cmの布を中表に三角に折って、返し口を10cm程残して2辺を縫い(この時、直角の角の内側に25cmのヒモを挟んでおきます。)、返し口から表に返してアイロンをかけ、返し口を閉じながら2辺に端ミシンをかけ、45度の角の1つを12cm内側に折り返してポケットになるように端を縫ったら、完成です。

ポケットにお箸の下の部分を入れて、上の布の残りを折り返して、そのままくるくる巻いてヒモを巻いて挟んで留めて使います。こういうタイプの箸袋は、お弁当の内容によってはスプーンやフォークも入れられるので、とっても便利だと思いました。色々な長さにも対応出来る、優れものです。


使い終わったお箸を入れるとポケットの内側が汚れますが、洗濯する時にポケット部分をひっくり返すのも楽なので、細長い袋状の箸袋より好きかも。

短い間でしたが、お弁当作りは楽しかったです。またこのセットを使う時が来るかどうかはわからないけど、これから先このセットを見る度に今回のコロナの記憶が蘇って来る事と思います。「あの時は大変だったけど、みんなでよく頑張って乗り越えたよね。」と世界中で言える未来を楽しみに、もう少し我慢の時を過ごしましょう。

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