フェイクファーの巾着バッグ

11/04/2019

先日作ったスヌードとオソロの巾着バッグを作りました。

(バッグとスヌードをセットで使いたいです。)

凄く柔らかい素材なので、巾着にしたらきれいなギャザーがよって可愛い形になるんじゃないかと思い、私のヤル気の冷めないうちにダーっと作っちゃいました。

大きさはいつも使っているバッグを参考に、大き過ぎず小さ過ぎずを狙いました。基本的に、お財布・鍵・免許証・買い物バッグが入ればOK。

薄めで柔らかいフェイクファーでしたが、バッグを作る時にはいつも使う接着芯を今回は使わずに、思いっきりクタクタに柔らかいバッグにしました。硬めの芯を貼ったカチッとしたトートバッグを作る事が多いので、たまにはこんなのを作るのも良い気分転換になるかな。

巾着の口元のヒラヒラはちょっと控えめに3cmだけ付けました。(ここをもっと長くとるともっと可愛い感じになると思うんだけど、私アラ還なので遠慮しました。)

 (縫い代は付いていません。)

型紙の周囲に1cmの縫い代をつけて、表布のフェイクファーと内布になる少し厚手のくすみピンク色のサテン生地をカットしました。


残った生地でポケット用の生地も25cmx26cmにカットしました。中表になるように高さを半分に折って、開け口を残して周囲の3辺を縫い代1cmで縫い、ひっくり返してアイロンで形を整えます。輪になった方がポケット口になるので強度のための端ミシンをかけ、バッグの底の出来上がり線から1cm上にポケットの下線が来るようにマチ針で留めて、ポケッ用の両端と底と仕切り線をひと筆で縫います。携帯用のポケット幅を10cmとし、残りの13cmはばのポケットを鍵束と免許証用として使うつもりです。


ポケットが付いたら、両脇と底とマチを縫って、内袋を作ります。底には10cmほど返し口を開けておくのを忘れずに。


フェイクファーでも袋を縫います。型紙通りに紐通し口を2cm開けて両脇を縫い、底とマチも縫って、袋の形にします。


紐を通す時に紐通しがひっかからないように、スリットの周りだけぐるりと四角く縫って縫い代を押さえておきました。


持ち手を作ります。フェイクファーを10cmx45cmにカットし、長い辺を合わせて半分に折り、縫い代1cmで筒状に縫って、ひっくり返します。これを2本作ります。



 表布と裏布で作った袋を中表になる様に合わせ、脇線から10cmのところに持ち手の外側の端が来るように挟んでマチ針やクリップで留めます。縫い代1cmで周囲をぐるりと1周縫います。



返し口からひっくり返して、コの字閉じをします。(ミシンでもいいです。)


表布と裏布の縫い目から3cm上で表布を折り、縫い目に沿ってマチ針を留めていきます。


計算通りなら、丁度紐通しのために開けてあったスリットの上にそのラインが当たるはずです。

(見えにくいけど、マチ針とマチ針の間にスリットがあります。)

裏側から、切り替え線の端を縫います。落としミシンでは縫いにくそうだったので、裏布に少しかかるように縫いました。そのミシン線から2cm下にもう1本ミシンをかけて、紐通しにしました。


ぐるりと縫えました。


脇に開けておいたスリットから、紐を通していきます。1ヤード買った紐を2等分して、左右のスリットから1本ずつ1周させて端を玉結び
します。


完成です。

紐をぎゅっと閉めると、こんな感じ。可愛い〜。


なんかね、うさぎさんみたいで本当に可愛いですよ。私なんぞが使って良いものか、躊躇しております。


せっかく柔らかい素材でふんわりした形の巾着にしようと思ったのだから、底マチをこういう形ではなくダーツをとって全体に丸い形にした方がもっとクラシックで可愛い感じになったかも。ハンドルの長さも、もっと短くても良かったな。まあ、これはこれで完成という事で。もし次があるとしたら、またいろんなところを少しずつ変えて作れるかな、と思います。(需要があるかな?)

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