Quilt

パネル生地でミシンキルトの練習

11/25/2019

クリスマス用の可愛いパネル生地を見つけました。クリスマスツリーを荷台に積んだ赤いトラックや動物たちがモチーフになっていますが、黒の割合が多くいためかちょっと大人っぽい色合いです。これを使ってミシンキルトの練習をしようと思います。上手く行けば、クリスマス用のウォールハンギングにするつもりです。

(1パターン分買いました。)

まずは、きれいにアイロンをかけて。


バックに選んだ生地は、シンプルな松葉だけの柄だけどキラキラが入っているのがポイント。こちらにもアイロンをかけて、折りジワを伸ばしておきます。


バックの生地、バッティング、パネル生地を重ねて、手のひらで中央から外側に向かって放射状に撫でて、シワやたるみをとって全体を平らにします。ずれ防止のために、ところどころキルト用の安全ピンで留めておきます。(この安全ピンは、何ヶ月か前にピンをつけたところで作業がストップしているUS STATES MAP のキルトから、ちょっと外してきたもの。あれもね〜、ミシンキルトをしたいのだけれど、怖くてなかなか手をつけられません。自信をつけるためにも、練習練習。)


周囲の文字のボーダーの外側と、内側の絵の仕切り部分に、ウォーキングフットを使ってキルトしていきます。仕切りの線は直線ではなく、細い丸太を組んであるような絵になっているので、結構太くなったり細くなったりで曲線です。でも、細かいことは気にせず直線でOKというつもりで縫っていきます。(自分では直線のつもりで縫っても、自然によぼついちゃうのがまた味だったりしますし。)

うちのミシンは小さいので、大物を縫うときはちょっと大変ですが、針より右側に来る布をくるくる巻いて上手に収めて縫います。


ミシンキルト用の糸は、今のところオフホワイトとグレーの2色しか持っていません。今回は、どちらかと言えばまだ針目が目立ちにくそうな、グレーの糸で縫いました。


結構ふっくら良い感じになりました。

誤算だったのは、くるくると布の端を巻きながらミシンをかけていたので、木綿のバッティングから出る白っぽい毛や、バックの生地のラメのキラキラが、トップの表面にいっぱいついてしまったこと。全体に濃い色使いの生地なので考えてみれば仕方がないのだけれど、なにぶん予想していなかったので、縫い進めるに従って徐々にテンションが下がりました。事前にいろいろ考えておかなければいけないことがあるのね、と改めて感じました。

ウォーキングフットの使い方には、だいぶ慣れてきた気がしています。次は、フリーモーションで絵柄の輪郭も少しキルトしてから、ウォールハンギングに仕上げたいと思います。

Sewing

秋色のマグラグ

11/11/2019

葉っぱのウォールハンギングを作った時に出来た副産物のハーフスクエアトライアングルを使って、秋色のマグラグを作りました。

(2枚出来たから、2人でコーヒータイム出来るよ。)

副産物っていうのは、下の写真で言うと右側の分ね。左側の分は、葉っぱのパッチワークに使った分。右側の方は、その時には使わないけどついでに作っておいた物。左側の物よりも一回り小さいサイズのハーフスクエアトライアングルになります。

(赤と白の布を重ねたところに、ミシンを2本。)

ハーフスクエアトライアングルを使って作るパターンは沢山あって、いろいろ並べて遊んでいると時間ばかりが経ってしまい秋が終わってしまいそうなので、今回は極々単純に一方方向に三角を並べるだけにして色の並べ方だけに集中しました。

どんな感じにしようかなぁっていろいろ並べ替えてみて、


配置が決まったら、その通りに縫います。


2枚出来ました。


周りをきれいに直線に揃えます。


ウォールハンギングにも使った葉っぱのプリントが残っていたので、それを額縁みたいに周囲に縫いました。これでトップが完成。


トップと同じ大きさにカットしたキルト芯と裏布で、トップを挟みます。トップと裏の生地は中表になるようにします。(ウォールハンギングを作った時にはここで間違えてしまってひっくり返した時に裏面が出てしまったので、同じ間違いをしないようにしっかり確認しました。)


返し口を残して、周囲をぐるりとミシンで縫います。


角を三角に落として返し口からひっくり返し、出来上がり線に折ってアイロンをかけ、返し口を閉じながら周囲にぐるりと端ミシンをかけます。

完成です。出来上がりサイズは、約7x9インチ/約18x22cmです。

Sewing

フェイクファーの巾着バッグ

11/04/2019

先日作ったスヌードとオソロの巾着バッグを作りました。

(バッグとスヌードをセットで使いたいです。)

凄く柔らかい素材なので、巾着にしたらきれいなギャザーがよって可愛い形になるんじゃないかと思い、私のヤル気の冷めないうちにダーっと作っちゃいました。

大きさはいつも使っているバッグを参考に、大き過ぎず小さ過ぎずを狙いました。基本的に、お財布・鍵・免許証・買い物バッグが入ればOK。

薄めで柔らかいフェイクファーでしたが、バッグを作る時にはいつも使う接着芯を今回は使わずに、思いっきりクタクタに柔らかいバッグにしました。硬めの芯を貼ったカチッとしたトートバッグを作る事が多いので、たまにはこんなのを作るのも良い気分転換になるかな。

巾着の口元のヒラヒラはちょっと控えめに3cmだけ付けました。(ここをもっと長くとるともっと可愛い感じになると思うんだけど、私アラ還なので遠慮しました。)

 (縫い代は付いていません。)

型紙の周囲に1cmの縫い代をつけて、表布のフェイクファーと内布になる少し厚手のくすみピンク色のサテン生地をカットしました。


残った生地でポケット用の生地も25cmx26cmにカットしました。中表になるように高さを半分に折って、開け口を残して周囲の3辺を縫い代1cmで縫い、ひっくり返してアイロンで形を整えます。輪になった方がポケット口になるので強度のための端ミシンをかけ、バッグの底の出来上がり線から1cm上にポケットの下線が来るようにマチ針で留めて、ポケッ用の両端と底と仕切り線をひと筆で縫います。携帯用のポケット幅を10cmとし、残りの13cmはばのポケットを鍵束と免許証用として使うつもりです。


ポケットが付いたら、両脇と底とマチを縫って、内袋を作ります。底には10cmほど返し口を開けておくのを忘れずに。


フェイクファーでも袋を縫います。型紙通りに紐通し口を2cm開けて両脇を縫い、底とマチも縫って、袋の形にします。


紐を通す時に紐通しがひっかからないように、スリットの周りだけぐるりと四角く縫って縫い代を押さえておきました。


持ち手を作ります。フェイクファーを10cmx45cmにカットし、長い辺を合わせて半分に折り、縫い代1cmで筒状に縫って、ひっくり返します。これを2本作ります。



 表布と裏布で作った袋を中表になる様に合わせ、脇線から10cmのところに持ち手の外側の端が来るように挟んでマチ針やクリップで留めます。縫い代1cmで周囲をぐるりと1周縫います。



返し口からひっくり返して、コの字閉じをします。(ミシンでもいいです。)


表布と裏布の縫い目から3cm上で表布を折り、縫い目に沿ってマチ針を留めていきます。


計算通りなら、丁度紐通しのために開けてあったスリットの上にそのラインが当たるはずです。

(見えにくいけど、マチ針とマチ針の間にスリットがあります。)

裏側から、切り替え線の端を縫います。落としミシンでは縫いにくそうだったので、裏布に少しかかるように縫いました。そのミシン線から2cm下にもう1本ミシンをかけて、紐通しにしました。


ぐるりと縫えました。


脇に開けておいたスリットから、紐を通していきます。1ヤード買った紐を2等分して、左右のスリットから1本ずつ1周させて端を玉結び
します。


完成です。

紐をぎゅっと閉めると、こんな感じ。可愛い〜。


なんかね、うさぎさんみたいで本当に可愛いですよ。私なんぞが使って良いものか、躊躇しております。


せっかく柔らかい素材でふんわりした形の巾着にしようと思ったのだから、底マチをこういう形ではなくダーツをとって全体に丸い形にした方がもっとクラシックで可愛い感じになったかも。ハンドルの長さも、もっと短くても良かったな。まあ、これはこれで完成という事で。もし次があるとしたら、またいろんなところを少しずつ変えて作れるかな、と思います。(需要があるかな?)

Sewing

フェイクファーの簡単スヌード

11/02/2019

何年か前に1ヤードだけ買ってあったこげ茶色のフェイクファー。小さな渦巻きがひしめいているような、バラの花が密集しているような、そんな感じのテクスチャーです。もうちょっと毛足の長いフェイクファーにも憧れますが、それよりも薄くて扱いやすそうなこんな種類のものから挑戦するのが無難なんじゃないかな、と思いまして。まずは縫う距離も少なく初心者の私にも挑戦しやすそうな、簡単なスヌードを作ってみました。

(ノーカラーのジャケットに合わせたよ。)

《裁断》

ファー生地の裏に直接80cmx50cmの線を引いて裁断しました。毛足のある分ふわふわしていて直線を描くのはちょっと厄介ですが、縫ってしまえば多少のグダグダはわからないので、裁断も縫製も、神経質になる必要は全くありませんでした。扱いが難しいかと思いきや、縫ってみたら案外融通が利く素材なのでびっくりしました。

(生地のアップ。)

(生地をカット。)

《作り方》

⑴  中表になるように長い辺を合わせて、縫い代1cmで筒に縫う。

(滑りやすそうだったので、マチ針は多めに打ちました。)

⑵  筒の片側から手を入れて反対側を引き出し、180度回転させて端を中表に合わせて縫い代1cmで縫う。
    (返し口を10cm程縫い残しておく。)


上の写真だと、片側から手を入れて反対側の端を引き出して中表に合わせる時に、赤いマチ針を打ったところが反対側の輪ではなくて縫い目の方に合っているという事です。

(返し口を残して、縫います。)

⑶  返し口から表に返し、開いているところを1cm内側に折り、コの字閉じで手縫いして始末する。



完成です。

(良い感じにツイストしております。)

今まで毛糸でいくつかスヌードを編みましたが、編み物だと結構時間がかかるのよね。今回は裁断から完成まで30分位で出来てしまい、簡単過ぎて申し訳ない程です。そして、肌触りや暖かさにも大満足。まだ生地が残っているので、何かお揃いで作れそう。そんな事を考えるのも楽しみです。