US States Map キルト(2)

3/26/2019

前回型紙作りは終わったと言いましたが、所詮コピー用紙なので強度に若干の懸念があり、あれからもう一度クラフト用の厚紙で作り直しました。二度手間にはなってしまいましたが、やはりこちらの方が断然使い勝手が良いので、もし同じようなプロジェクトをお考えの方がいらっしゃれば、多少の圧に耐えられる素材(厚紙とかプラスチック板とか)で最初から作られる事をお勧めします。

実は、一時帰国中にふらりと立ち寄ったパンドラ(皆さんご存知の、ジャスコの手芸屋さんです。)で、少しだけ布を仕込んできました。アメリカでも(いや、ケンタッキーだからか?)キルト専門店かオンラインショップでしか買えないMODAの布が何気にカット生地としてで売られていたので、目を疑いましたよ。US Map 用に使う事を想定して、じっくり吟味して買ってきました。そしてその隣には、これまた大好きだけどアメリカでは手に入らないと諦めているYUWA(有輪)のカット生地がぎっしり入ったバスケットが!しかも、セール中ときたもんだ。(眩し過ぎて、クラクラする〜。)大満足の買い物ができました。そして、アメリカに戻ってやっと型紙が用意できて、いよいよこの布たちの出番が来ました。

(日本で買ったのは、MODA5種類、YUWA4種類、その他4種類。)

これに手持ちの布からも使えそうなものを何種類か足して、シックな感じの地図にしたいと思います。

今回の地図は、パッチワークではなくアップリケで作ります。布の裏に両面接着シートを貼って、縫い代を取らずに型紙通りに断ち切りにして、切りっ放しのラインに直接ジグザグミシンをかけて押さえてしまうという、ちょっと乱暴とも言える作り方です。今までやったことのない方法なので、実はドキドキしています。使うのは、こちら。HeatnBond という商品です。

(17in/43cmx5.25yd/4.8mで$10くらい。)

(取り扱い説明をよく読んで、正しく使いましょう。)

HeatnBond のノリの付いている面を布の裏において、軽く(中温で2秒)アイロンを当ててくっつけます。


接着シートが上に向いている状態でその上に型紙を裏返して置き、輪郭をトレースします。この作業の時、厚紙の型紙を使った方が、ずっとストレスが少ないです。「面倒だったけど、やっぱり全部作り直して良かった。」と、ワシントン州一つトレースしただけで確信しましたよ。


線の通りにハサミでカットします。


裏返したら、縫い代なしの州の形が出来上がりです。


一つ目が上手くいったので、この調子で他の州もやっていきますよ。全ての州に違う布を使うほど多種類の布を持っていないので、隣り合う州が同じ布にならないように様子を見ながら、使う布を慎重に決めていきました。時間はかかるけど、楽しい作業です。

というわけで、行きつ戻りつしながら、やっと辿り着いたのがこちらです。丸2日かかりました。手も足も頭も、もうクタクタ。

(型紙に重ねて置いてみました。)

1箇所変えると、ドミノ倒し的にあれもこれもと変えたくなるので、「もう迷わない!」と宣言して、次のステップに進みます。アラスカとハワイは、作業手順の関係上しばらく保留です。(忘れてないよ。)

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