ペパロニロールもどき

7/13/2016

先日モーニングショーのお料理コーナーで紹介していた「ペパロニロール」なるものに、私の食いしん坊アンテナがピピッと反応しました。話によると、これはウエストバージニアの郷土料理で、元々は炭鉱夫達が毎日昼食に持って行ったものだとか。簡単に言うと、パン生地を四角くのばした上にペパロニとチーズを乗せてロールケーキのようにくるくると巻き、輪切りにしてオーブンで焼いたものです。(番組では、基本のペパロニロールにブロッコリーを加えてアレンジしていました。)肉体労働者の食事なら、チーズたっぷりでカロリーが高いのは当然よね。でも、毎日飽きずに食べ続けられるということは、やはり簡単で美味しいに違いない。先生の家に代々伝わる簡単なパン生地の作り方も紹介してましたが、私は形だけ真似して、生地作りは日本から持ってきたホームベーカリーにお任せして楽を決め込む事にしました。


そして…

一度はペパロニで作ったのですが、使うペパロニの量を控えめにしたにもかかわらず私にはスパイシー過ぎて、ボローニャソーセージに置き換えて作り直しです。(えっ?もうこの段階でペパロニロールじゃないじゃん。)そして、高カロリー問題のせめてもの対策として、チーズは少なめにし、ブロッコリーに加えて玉ねぎの薄切りも一緒に巻いて再挑戦してみました。

いろいろ変えすぎて、もはや別物のような気がしますが…。気をとり直して作り方のおさらいです。

⑴  成形

ホームベーカリーで作ったパン生地を四角く広げたところに、ボローニャソーセージ・ブロッコリー・チーズ・玉ねぎをのせる。


手前からくるくると巻いて12個に切り分け、クッキングシートに並べる。


⑵  発酵

うちのオーブンの最低設定温度が170℉(75℃位)で、この温度では高過ぎて発酵に使えないので、一度温まったオーブンのスイッチを切ってしばらく扉を開けておいたところに入れるという裏技を使いましたが、実際に庫内が何度だったのかはわからないのでかなり適当です。はっきり言うと、表面が乾いてしまっていたのでこれも失敗だったのかも。思っていたよりも膨らみませんでした。時々様子を確認しながら、30分位かな。

⑶  卵液を塗る


⑷  焼き

350℉で40分焼いて、出来上がり。


巻きが弱かったのか、隙間ができてしまいました。ブロッコリーが大き過ぎたかもしれません。次に作る時には、生地をもう少し薄くのばしてきつめに巻くのと、ブロッコリーをもう少し小さく切るのを気をつけるようにしますね。

こちらに来て以来パンは手作り(ホームベーカリーでだけど)していますが、日本で作っていた時よりもずっしり重い感じの出来上がりになるのが気になっていました。理由はわからないけれど、日本では強力粉と上白糖を使っていたところを、ブレッドフラワーとブラウンシュガーで代用しているからかなぁと、漠然と思っていました。番組で紹介していたレシピではオールパーパスフラワーを使っていたので、今度作る時には小麦粉をこちらに変えてみようかと思います。変化があるか、楽しみです。

今までにもバターロールに巻き込む形でハムチーズロールを作っていましたが、一気に大きな巻きものを作っておいて輪切りにするこの「太巻き寿司メソッド」の方がずっと楽だと思います。具を変えながらいろいろトライしてみたいです。

〈参考〉
私の見たモーニングショーのペパロニロールの作り方に興味のある方は、ネットでToday Pepperoni Roll with Broccoli と検索すると、動画やレシピが見られますので、是非。

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