Wreath

スワッグで鏡をおめかし

7/22/2016

以前にもお話ししたように、私がアメリカに来る数ヶ月前に主人が先に赴任していて、家財道具を揃えてくれてありました。私も好きなテイストの家具ばかりでその点で全く不満は無かったのですが、実は1つだけ気になっていた事がありました。それは、ファミリールームの壁に掛かっている素敵な鏡の上に覗いている、鏡を吊るす為のヒモと無機質なフック…。主人は、普段はどちらかと言えば神経質な人なのに、何故かそこは全く気にならなかったらしいのです。


ヒモを短くして貰えないかなと思って、何度か「フックとヒモが見えてるね〜。」と、言ってみたのですが、「そうだね。」と言うだけで、一向に直してくれそうもありません。鏡は横が1m以上あり大きい上にかなり重く私1人では動かせないので、ヒモを短くするのは諦めて、フックを隠す方向で考える事にしました。そこで思いついたのが、スワッグです。

(出来上がったスワッグを飾ったところ。)

(スワッグを飾る前は、このフックが見えているのが気になって気になって。)

そうと決めたら、話は早いです。土台になる枝ものを買えば、残りの材料は家にある物で出来そう、とすぐに大体の構想が出来ました。後は形にするだけです。

〈材料〉

ユーカリ
アイビー
ピンクの小花
ブルーの小花
リボン
針金

(今回新たに買ったのは、このユーカリだけ。)

〈作り方〉

⑴  土台となるユーカリを左右に3本ずつ位横に並べて根元を20㎝位重ね、しっかり針金で固定する。


⑵  アイビーも左右対象に配置して、針金で固定する。
     後で中央部にリボンを付けるので、少しその分のスペースを空けておくと後の作業が楽です。


⑶  小花も左右に配置して針金で固定する。

(ピンクの小花を付けたところ。この後ブルーの小花も足しました。)

⑷  中央部に、形良く結んだリボンを針金で固定する。 


⑸  リボンの裏側に、フックに引っ掛ける為のループを針金で作って、完成です。

早速鏡の上にセットしてみました。フックの位置が鏡に近いので、垂れたユーカリの枝が少し鏡にかかってしまいました。本当はもう少し上に飾りたいけれど、今回はフックの目隠しが目的なので、この位置で良しとします。フックが丸見えだった時と比べたら、随分おしゃれな感じになったんじゃないかな、と思います。


Baking

ペパロニロールもどき

7/13/2016

先日モーニングショーのお料理コーナーで紹介していた「ペパロニロール」なるものに、私の食いしん坊アンテナがピピッと反応しました。話によると、これはウエストバージニアの郷土料理で、元々は炭鉱夫達が毎日昼食に持って行ったものだとか。簡単に言うと、パン生地を四角くのばした上にペパロニとチーズを乗せてロールケーキのようにくるくると巻き、輪切りにしてオーブンで焼いたものです。(番組では、基本のペパロニロールにブロッコリーを加えてアレンジしていました。)肉体労働者の食事なら、チーズたっぷりでカロリーが高いのは当然よね。でも、毎日飽きずに食べ続けられるということは、やはり簡単で美味しいに違いない。先生の家に代々伝わる簡単なパン生地の作り方も紹介してましたが、私は形だけ真似して、生地作りは日本から持ってきたホームベーカリーにお任せして楽を決め込む事にしました。


そして…

一度はペパロニで作ったのですが、使うペパロニの量を控えめにしたにもかかわらず私にはスパイシー過ぎて、ボローニャソーセージに置き換えて作り直しです。(えっ?もうこの段階でペパロニロールじゃないじゃん。)そして、高カロリー問題のせめてもの対策として、チーズは少なめにし、ブロッコリーに加えて玉ねぎの薄切りも一緒に巻いて再挑戦してみました。

いろいろ変えすぎて、もはや別物のような気がしますが…。気をとり直して作り方のおさらいです。

⑴  成形

ホームベーカリーで作ったパン生地を四角く広げたところに、ボローニャソーセージ・ブロッコリー・チーズ・玉ねぎをのせる。


手前からくるくると巻いて12個に切り分け、クッキングシートに並べる。


⑵  発酵

うちのオーブンの最低設定温度が170℉(75℃位)で、この温度では高過ぎて発酵に使えないので、一度温まったオーブンのスイッチを切ってしばらく扉を開けておいたところに入れるという裏技を使いましたが、実際に庫内が何度だったのかはわからないのでかなり適当です。はっきり言うと、表面が乾いてしまっていたのでこれも失敗だったのかも。思っていたよりも膨らみませんでした。時々様子を確認しながら、30分位かな。

⑶  卵液を塗る


⑷  焼き

350℉で40分焼いて、出来上がり。


巻きが弱かったのか、隙間ができてしまいました。ブロッコリーが大き過ぎたかもしれません。次に作る時には、生地をもう少し薄くのばしてきつめに巻くのと、ブロッコリーをもう少し小さく切るのを気をつけるようにしますね。

こちらに来て以来パンは手作り(ホームベーカリーでだけど)していますが、日本で作っていた時よりもずっしり重い感じの出来上がりになるのが気になっていました。理由はわからないけれど、日本では強力粉と上白糖を使っていたところを、ブレッドフラワーとブラウンシュガーで代用しているからかなぁと、漠然と思っていました。番組で紹介していたレシピではオールパーパスフラワーを使っていたので、今度作る時には小麦粉をこちらに変えてみようかと思います。変化があるか、楽しみです。

今までにもバターロールに巻き込む形でハムチーズロールを作っていましたが、一気に大きな巻きものを作っておいて輪切りにするこの「太巻き寿司メソッド」の方がずっと楽だと思います。具を変えながらいろいろトライしてみたいです。

〈参考〉
私の見たモーニングショーのペパロニロールの作り方に興味のある方は、ネットでToday Pepperoni Roll with Broccoli と検索すると、動画やレシピが見られますので、是非。

Craft

海辺のキャンドルスタンド

7/01/2016

アメリカには100均が無いと思っていましたが、私が間違っていました。1ドル均一のお店、有りました〜!お店の名前は、Dollar Treeです。日本の100均とは雰囲気も扱う商品もだいぶ違いますが、売っている物は全て1つ1ドルだから、まあコンセプトは同じと言って良いでしょう。そこで見つけたシンプルなガラスのキャンドルスタンドとボウルを使って、夏らしい小物を作りました。



Dollar Tree で買った材料はこちら。


左から、キャンドルスタンド・ボウル・石の3つで合わせて3ドル。Taxを含めても3ドル18セント。ガラスのキャンドルスタンドはこの1種類だけで、選ぶ楽しみはありませんが、何しろプチプライス。文句は言いません。やっぱり私の手作りはこうでなくっちゃ。

《作り方》

⑴  キャンドルスタンドとボウルを洗剤でよく洗い、水気を拭いておく。

⑵  キャンドルスタンドの上部に接着剤を直接塗り、慎重に中央をとりながらボウルを乗せる。


初めて使ったアメリカの強力接着剤、E6000。布・金属・木・ガラス・セラミックにも使えるようなので、これからも沢山お世話になりそうです。

(良い感じにくっつきました。)

⑶  ボウルに石を入れる。


⑷  中央にキャンドルを入れて、周りに石を足してキャンドルを固定する。

(キャンドルは、99セントでした。)

⑸  飾りつけ。

(大小いろいろな種類の貝殻が入っていて、4ドル99セントでした。)

ガラスのお皿に載せてまわりに貝殻を散らし、少しだけ色を足したくて最後にリボンを結びました。


キャンドルスタンドに比べてボウルが大きめなので、バランス的に下に敷く台は必須かもしれません。今回は手持ちの少し薄いガラス皿に載せてみたけれど、手頃な大きさのもう少し厚めのガラス皿を見つけたら、これとチェンジして、接着剤でくっつけてしまおうと思います。

それにしても、素材といい色といい、夏らしく爽やかなキャンドルスタンドになったんじゃないかな。満足満足。