Craft

すてきにペットボトルカバー

8/27/2014

教育テレビの「すてきにハンドメイド」は、いつもたくさんのインスピレーションを貰っている大好きな番組です。タイトルが一つ前の「おしゃれ工房」どころか、もう一つ前の「婦人百科」だった頃から見ている、かなりヘビーな視聴者です。


テキストの8月号に出ていた、くまさんやウサギさんの形の編みぐるみのペットボトルカバーがとても可愛くて、放映前から楽しみにしていたのですが、放送を見たら益々可愛い〜。口元を絞った時のカーブ具合と動物さんの顔とのバランスが絶妙です。でも、逆にあまりにも可愛い過ぎて自分が持つのは恥ずかしいので、動物のディテール抜きの大人バージョンにして作ることにしました。(親戚に小さい子がいたら、喜び勇んで作ってプレゼントしたい物リストの上位にランクすること、間違い無しなのですが。)それでも、可愛いテキストの写真を見ながら作るのは実に楽しかったです。

綿100%の糸で、ストライプ部分に紺・ライトグリーン・ピンクの3色を、上部には白を使い、夏らしく爽やかなマリンのイメージを意識しました。ひもの先に付ける編み玉を、ストライプに使ったライトグリーンとピンクの2色にしたら、クール過ぎず、それだけで十分満足出来る可愛さになったと思います。


コーラのペットボトルを入れてみました。ちょっとサイズが合っていないような…。横は大き過ぎて縦は短か過ぎな感じ?やはり、サイズの確認は大事ですね。これはこれで好きだけど、本来作りたかった感じとはちょっと違うのよ〜。反省です。

(テキストはこちら。ジャストサイズでしわが出ていないの。ああ、やっぱり可愛い。いちかわさん、天才。)

目指していたのは、こちら。こうして見比べると、まるで別物ですな〜。

最初はテキスト通りの号数の編み針とそれに合った糸で編み始めたのですが、どうも私は手が緩くてテキストとゲージが合わないので、これでも編み針の号数を1号下げたのですが、それでも随分と大きくなっちゃうから困ったものです。

基本的に、作り方はとっても簡単。底を丸く編んだ後、ひも通しの部分まで増減無しで必要な高さを細編みと長編みで編むだけです。今回は、テキスト通りの目数と段数で編みましたが、次は自分で少しアレンジして、ぴったりサイズで作りたいと思います。それにしても今回、ペットボトルにもいろいろな形状や大きさがあることを改めて思い知る事になりました。

《本日のオマケ》

最初編み始めてすぐに、このままでは出来上がりが相当大きくなりそうだと気が付きました。でも、せっかく途中まで編んだものをほどくのももったいないので(そう思っちゃうところが貧乏性。)、色変えの練習のつもりで10段程編んだ後、縁飾りを付けて小さなカゴにしちゃいました。(とりあえず残り糸をまとめて入れてみました。)縁までの高さが6cm位のミニミニカゴです。

Sewing

ロールコスメケース改良版

8/21/2014

前々回のブログ「新・ロールコスメケース」に書いた黄色地のバラ模様のロールコスメケースは、お泊まり3点セットと一緒に上の娘に送ったのですが、私のミスで長さが足りず、そもそも入れたかったお化粧用のブラシ類が入らない〜!と、写メ付きで連絡がありました。あんなにサイズの確認って言っていたのに、何やってるんだか、母の面目丸潰れです。


という訳で、ロールコスメケースだけ急遽作り直す事にしました。(こういうミスをした時は、すぐ行動!に限ります。)それなのに、布屋さんに行ったら…無い!同じ布が無い!お店の人に聞いても、次に入荷の予定も無いとツレナイお返事で、ショ〜ック!ああっ、私の大好きなセットのセオリーが崩れていく〜。でも、負けないもん。こうなったらせめて色違いにするんだもん。黄色地は無くても黄緑・ピンク・赤の地色で色違いの生地があったので、その中からピンクをチョイス。更に同じお店で偶然可愛い香水瓶のチャームを見つけた時点で、大分前向きな気持ちに変わって来ました。どんな物になるのかワクワク。(我ながらかなり単純。)

さあ、今度こそ納得のいくものを作るぞ〜。




私が考えていたのとは違い、娘はこれをブラシ専用ケースにするつもりだと聞いて、ポケットは全て3.5cm幅にしました。(だから、正確に言うと、コスメケースではなくてブラシケースですね。)今回は生地が十分にあったので、迷う事無く抜け落ち防止のフリップも付けました。

(香水瓶のチャーム、可愛いでしょ?)

前回の「パリセット」も娘に送って見てもらったところ、リボンで結ぶよりヒモ1本でくるりと巻く方が使い易そうということだったので、今回は本体と同じ布でヒモを作り、そこにチャームを付けてみました。ヒモは、二つ折りにした布の端を縫っただけの簡単仕様です。(これだからラミネート生地って好きよ。)

《出来上がりサイズ》

     縦:  18cm   横:25cm  

さあ、完成した改良版を急いで娘に郵送します。ミスは残念だったけど、結果的には、前よりも良い物になったと思います。今度はサイズもぴったりの筈。気に入ってくれるといいな。

Sewing

パリに行きたい

8/18/2014

いつもの布屋さんで、素敵なラミネート生地を見つけました。PARISの文字に消印風のモチーフやエッフェル塔などが散りばめられていています。こんな柄のお泊まりセットを持って、パリ旅行なんてどうでしょう?(もちろん妄想だけど。)




生地には黒・白・赤の3色が使われてはいますが、赤の分量が少ない為かなんだか地味な印象だったので、アクセントにトリコロールカラーのリボンを足してみました。ほんの小さなパーツですが、これで大分明るい感じになりました。


おまけで作ったロールコスメケースにも、新たな工夫をプラス。同じ3色リボンを使い、リボンの先には鍵の形のチャームを付けました。ケースをリボンでくるりと巻いたら、このチャームで引っ掛けるようにして留めます。本当はエッフェル塔のチャームが良かったんですが、適当な大きさの物が見つからず断念。でも、キーモチーフも旅の宿を連想させるし、形も十分可愛いくて満足です。



今回はフラップを付けませんでしたので、本当に中身が抜け落ちたりしないか実験です。ポケットの幅も3cm・3.5cm・4cmの3種類にしてみました。使い勝手はどうでしょう。リボンについては、端の始末をいろいろ試している間にどんどんほつれてしまって、最初に考えていたよりも短くなってしまいました。やり直しかな〜。ギリギリOKかな〜。コスメケースはまだまだ、これだという形が定まりません。

反省点はいろいろあるにせよ、とりあえず、「パリに行きた〜い!」という気分だけは盛り上がるセット制作になりました。

Sewing

新・ロールコスメケース

8/06/2014

娘に頼まれていたロールタイプの化粧品ケースは、双方のアイデアがいろいろあり過ぎて何から手をつければ良いか分からず、しばらくおあずけ状態でしたが、やっと試作第2号が出来ました。


いろいろ出たアイデアというのは、サイズの他には主に素材に関してで、具体的には、⑴ キルト地にサテンの裏地を付ける。⑵ ラミネート地にサテンの裏地を付ける。⑶ ラミネート地の単衣仕立てにする。⑷ 合成皮革を使う。⑸ 紐の代わりに、ゴムやリボンを使う。などです。

あれから随分時間が経ってしまい、前回作った時の感覚を忘れてしまっていましたが、一つずつでもトライしていかないと進歩が無いので、ラミネート地の残り布にサテンを合わせて作ってみました。

ラミネート地は、黄色地にピンクのバラ模様。結構可愛い系です。合わせるサテン地は、薄いグレーで、派手な表地とのバランスをとったつもりです。ポケットの幅は2.5cmと3cmの2種類にしました。



娘はブラシ類を入れたいという事だったので、サテンの裏地を付けるのは、汚れが落ち易くて良いのではないかと思います。洗面台で使う事を考えると、やはり皮よりラミネート地の方が良いとも。もう一度、入れたい物のサイズと数を娘に確認して、この組み合わせで作り直そうと思います。(ピンクのリボンはちょっと可愛過ぎたかな、と思うので、次には、ラミネート地の切りっぱなしで紐を作ろうかな。)

実は、久しぶりに作ったお泊まりセットの残り布を利用したので、このケースは本来作りたかったサイズではありません。あまり深く考えずにお泊まりセットの裁断をし終わってから、残り布が使えそうだと気付いたので、勿体無い事をしてしまいました。次にお泊まりセットと一緒に作る時は、裁断の仕方次第でもう少し大きいケースが出来ると思います。(特にセットで作る必要は無いのですが、「セット」とか「お揃い」という言葉に弱いんです、私。)


ラミネート地50cmを使ってとりあえず完成したお泊まり4点セットですが、ロールコスメケースについては、まだまだ改良の余地があると思っています。試作第3号をお楽しみに。