夏だから新しい扇子ケース

7/18/2024

 次女が帰省中に頼まれて作った物が一つありました。それが、扇子のケースです。扇子自体はイベントか何かで買った、彼女の推しが印刷された絵柄のものの様なのですが(そこは特に確認はしていません)、ケースは100均で買った物を使っているそうで、柔らか過ぎて扱いにくいとの事でした。大きさはそのままでもう少ししっかりした硬さの物が欲しいと言うので、お安い御用と、手元にある布の在庫の中から好きな布を2種類選んでもらい、早速制作に入りました。


(完成品です。)

今まで使っていたケースも桜の柄で可愛いんだけど、芯が入っていないので扇子を出すと形がキープ出来ないので、バッグに入れると折れちゃうのだそうです。折れても折り跡は付きにくそうな素材の生地なのですが、くちゃくちゃっとなってしまうのも気になるのでしょう。


大きさもデザインもそのままで良いと言うので、今まで使っていたケースを方眼紙に直接乗せて型紙をとりました。


表になる生地にだけ型紙通りの大きさの接着芯を貼りました。表と裏の両方の生地には、周囲に1cmの縫い代を付けてカットしました。


表から見るとこんな感じ。表の生地はワンちゃん大集合的な感じの柄で、裏の生地は赤黒のチェックの上にワンちゃんの白い足跡の模様です。この取り合わせ、可愛いです。


縫い方は簡単です。

①  中表に合わせて、カーブの部分だけ縫う。


②  縫い代を5mm位に切り揃えて、縫い目を切らない様に縫い目に向かって切れ目を入れる。


③  表布裏布をそれぞれ縦半分に折って、直線部分を縫う。
  裏布には返し口を開けておく。


(縫えました。)

④  返しやすい様に、縫い代の角をカットして、縫い代を軽くアイロンで割っておく。


⑤  返し口から表に返す。

(細いので、思った以上に時間がかかりました。)

⑥  返し口を閉じて裏袋を本体に突っ込み、形を整える。仕上げにアイロンをかける。


完成です。


好みの柄の生地を使って、オリジナルの可愛い扇子ケースが出来ました。娘よ、今年の猛暑はこれで乗り切って下さい。

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