「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、台風の影響もあってか彼岸の入りと共に朝晩には涼しさを感じるようになり、夏中ずっと寝る時にはタイマーで冷房をかけていたのが嘘のように快適な睡眠がとれるようになりました。暦の上でも正真正銘の秋になったので、「夏の終わりのリース」から「秋の始まりのリース」に衣替えしました。と言っても、リボンを替えただけですけどね。10月になったらまた本格的な秋のリース(またはハロウィン仕様のリースにするかも)に変えるつもりなので、今回はマイナーチェンジで。
(完成品は、こんな感じ。)
昨夜は何とか台風をやり過ごしはしたけれど今日はどの程度雨が降るのか、フェンスの工事に来てくれる事になっているけどこんな天気で本当に出来るのか、と心配していた朝、主人が「そう言えば、今日S氏が顔を出すかもってさ。」と言いました。S氏は主人の古い知り合いで、今日で工事が終わる予定になっている庭のデッキとフェンスの修理をお願いしていた業者の親会社の方です。今回の補修工事ではいろいろお世話になっているので、様子を見に来て下さるなら是非家に上がってお茶でも飲んでいって頂きたいところ。前の日にリンゴが買ってあって良かった〜。パイシートは冷凍庫に常備してあるので、一口でもいける小さなアップルパイを急遽作りました。
《材料》
リンゴ 1個
グラニュー糖 20g
レモン汁 大1
パイシート 3枚
卵黄 少々
飾り用グラニュー糖
《作り方》
① リンゴを切る。
今回は小さいパイなので、薄く小さく切りました。
② 耐熱ボールにリンゴとグラニュー糖とレモン汁を入れてざっと混ぜてラップをし、600wの電子レンジに7分かける。
煮えたらザルに上げて、汁気を切っておきます。
③ 解凍したパイシートを3等分して6x12cm位の長方形を作り、手前半分に①のリンゴを適量乗せる。奥半分にはナイフでバツ印の切れ込みを入れる。
フォークの先で更に押してしっかり接着し、且つ飾りをつける。
⑦ 焼き上がったら網に乗せて、熱いうちにグラニュー糖をほんの少し振りかける。
S氏が本当に来られるかも分からなかったのですが、職人さんのおやつにもなるから丁度良いな〜と思いながら作っていると、オーブンの余熱が完了しない内に庭でS氏と主人が会話する声が!とりあえず家に上がって頂いてお茶を召し上がって頂いている間にやっとこさっとこアップルパイが焼き上がるという、ドタバタのおもてなしとなりました。あ〜あ、恥ずかしい。
雨が心配だった外の作業も午前中には無事に終わり、職人さんには「おやつに食べて下さい。」と、粗熱の取れたアップルパイを小さな袋に入れてリボンを掛けてお渡し出来たのも良かったです。(あっちもこっちも、ぎりぎりセーフで間に合いました。ホッ。)
ちょっとだけ残ったリンゴの甘煮は、次の朝ヨーグルトに乗せて美味しく食べ切りました。パイシートが4枚あったら、リンゴ1個分の甘煮でミニパイが12個出来て使い切りになるんじゃないかと思います。美味しかったし手軽に出来るから普段のおやつにまた作ろうっと。次に作る時にはフィリングにレーズンも少し入れようと思って、今日早速干しブドウを買って来ました。
6年の海外生活から帰って来たら(まあ知っていたけど何も出来なかったというのが本当のところ)木製のデッキもフェンスも凄く傷んでいて、フェンスの一部は朽ちて1m四方位の穴がぽっかりと開いてしまっていたり、土台に蟻の巣(シロアリではなかったので良かったですが)が出来ていたりと問題山積で、庭木の手入れと同時にそちらも本格的に手を入れる必要がありました。今回業者さんに入ってもらってきっちり直して頂いたので、これからマメにメンテナンスをしていけば(そこは主人にお任せ)後30年は大丈夫だと思います。これで外回りはひと安心。来月には、キッチンと洗面所のリフォームが始まります。まだまだ気忙しい日々が続きます。
9月になってもまだまだ暑いですが、どんなに暑さが残っていても流石に貝殻のリースはもうお役御免にしなければ。リースに使えそうな造花も船便で届いたので、夏から秋への季節の変化を感じさせるような感じを目指して新しいリースを作りました。夏の名残りとしてのひまわりと秋を感じるオレンジ色の花を同居させてみましたが、どうでしょうか?
土台隠しのために最初に巻いたガーランドの緑色が強過ぎるかな。もう少し枯葉っぽい色を入れても良いのかなあ。
アメリカからの引っ越し荷物にはドライであっても植物は入れられないので、沢山あった植物の蔓製のリース台もポプリも持って来ることが出来ず、全てお友達に譲って来ました。持って帰ったリース台は、メッシュリースやリボンリースを作る時に使う金属製の物だけです。貝殻リースを外に飾っている間に、その内の一つを使って作りました。新しい材料は一つもありません。全て今までにどこかで使ったものの再利用です。それでも何とかなるものですね。