先週半ばに船便が届きました。思っていたよりずっと早かったので、何故か得した気分です。大切な食器やお菓子作りの道具などの使い慣れたお気に入りの物達が手元に届き、生活が落ち着いていくのを実感しています。
特別な道具が必要ないので、こちらに来て以来お菓子は巻き巻きバラのアップルパイ(過去の記事も見てね)ばかり作っていたのですが、お菓子作りの際の私の右腕とも言うべきキッチンエイドのスタンドミキサーも船便で届いたことなので、試運転を兼ねて久々にロールケーキを作りました。前回のアメリカ滞在中に買って日本に持ち帰っていたミキサーなので、久し振りに正しい電圧で働けて、心なしかご機嫌もよろしいような。
生クリームと一緒にイチゴとキーウィを巻き込んだので、切り口の色が綺麗です。アメリカのイチゴって、1つのパックの中に色々な大きさのものが混在していてワイルドです。野菜も果物も基本的に量り売りだから、日本のように大きさが揃っている事の方が逆に不思議に思えるのは、こちらに慣れてきた証拠かもしれません。
(大人と子ども程大きさの違うものが1つのパックに。)
生地が焼き上がったら網にとって冷まし、ひっくり返してオーブンシートをはがします。端が固くなっていて巻きにくいので、少し切り落とします。
巻き終わりの端は、少し角度をつけておくと収まりが良いです。巻き始めの方には、何本か浅く切れ目を入れておくと巻きやすいです。
生クリームを塗って、用意していたフルーツを散りばめます。手前に多めに配置するのがコツです。
手前からくるくる巻いて、巻き終わりを下にしてラップに包んで冷蔵庫で冷やします。
基本的にアメリカには(少なくともこの辺りには)、バターケーキやパイは有ってもスポンジケーキの類が無いのよね。何故なんだろう?本当に不思議です。スタバは有っても喫茶店やケーキ屋さんが無いというのも、ちょっと残念な点です。お洒落なケーキ屋さんも美味しいケーキも選り取り見取りの日本って天国だったなぁ、としみじみしちゃう、食いしん坊の私なのでした。
《ロールケーキ生地 》
〈材料〉 20㎝×30㎝の型1枚分
薄力粉 45g
砂糖 65g
卵 3個
バニラエクストラクト 少々