ヨガマットのキャリーケース

11/21/2025

 最近地域主催の体操教室に通い始めた姉に頼まれて、ヨガマットのキャリーケースを作りました。白地に黒い手書き風のハートが描かれたポリエステル生地は、姉が選んだ物です。


(ジャストサイズで喜ばれました。)

実家に用事があり姉と会った時に私が託されたのが、この生地です。とても薄くて軽い生地で巾着袋にしてもひも周りがゴワゴワしそうもなかったので、円筒型で上部をストッパー付きのひもでキュッと絞るような形にする事にしました。肩ひもはサイズ調整が出来るように作って両端にナスカンを付け、取り外して別の用途にも使えるようにしておきました。

(可愛過ぎないハート。姉よ、ナイスチョイス。)

体操教室がまたすぐにあるとの事でマットは持ち帰れなかったので、サイズだけその時に測らせてもらいました。家に帰ってから一応設計図的なものを描いて、姉にデザインの確認を取ってから、いよいよ生地にはさみを入れます。

(間違いが無いように、一応設計図を描きました。)

裁断は、底と本体とトップの3枚だけ。


金具も使いました。写真左から、肩ひも用のナスカンと送りカン、本体側に付ける(正確には、「付けようと思っていた」)Dカンです。実際には角カンを使いました。肩ひもには38mm幅のカバンテープを使ったので、金具類は全て40mm幅用の物を用意しました。(写真のDカンは、3cm幅だったのよね。間違えて用意していました。4cm幅のDカンが無かったので、今回は手元にあった4cm幅の角カンで。)


肩ひもは、こんな感じで金具に通して、クリップで留めているところ(ひもの端っこ)を三つ折りしてミシンで縫います。構造が分からなくなりやすいけど、縫う前にちゃんと長さ調整が出来るか確認してから縫えば、間違える事は無いから大丈夫。


輪じゃない方の端も、ナスカン近くで三つ折りしてミシンで縫い留めたら、完成です。


完成品がこちら。簡単だけど、既製品みたいにきれいに出来ました。丸た時のヨガマットの長さが63cmなので、片肩にかけるとすれば、75cm位で使う事になると思うんだけど、最大で110cm位には


次に、Dカンの付いたタブを2つ作ります。


肩ひもに使ったのと同じカバンテープを10cmずつ2本切って、それぞれ角カンを通して半分に折って、仮留めしておきます。



本体を筒状に縫います。

底のパーツと本体を合わせます。筒状に縫った時のミシン線のところに合わせて、Dカンのタブを挟んで、ぐるりと丸く縫い合わせます。タブのところは力がかかるので、3重に縫っておきました。


上部のパーツを縫います。

短辺を5mmずつ三つ折りして、端ミシンをかけます。それから、上辺を1cmと2cmの三つ折りにして、下の折り目から2mmくらいのところにミシンをかけます。ここにひもが通ります。


このパーツと本体を中表に合わせて縫います。Dカンのタブを挟むのは、本体の縫い目のところ。上部のパーツは、横の端をタブから少しずらしたところに合わせます。タブの端が裏側に飛び出すので、ひもを開閉する時にそれが見えにくいようにする為です。(私は5cm位しかずらさなかったんだけど、もっと沢山ずらした位置に持っていけばもっとわかり難く出来たのに、と後で思いました。)

(タブは縫い線の上に。)

(上部パーツの端は、5cm程ずらしてセット。)

(縫い代1cmでぐるりと縫いました。)

(本体側、2mmの位置に押さえミシン。)

ひも通しにひもを通して、ストッパーを付けて、完成です。



以前姪っ子達に作ったファーバッグの残り布で作ったグレーのファーのボンボンをオマケであげたら、早速マットケースに付けてくれました。可愛いハート柄のケースにヨガマットを入れて、これからも元気に体操教室に通って下さい。頑張ってね。

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