いつものようにリサイクル帯の通販サイトを見ていたら、棗の柄の上品な名古屋帯に目が留まりました。お茶を習っている姉にピッタリだと思い、その帯を買って勝手に姉用のバッグを作りました。トートバッグにするなら縦型が良いか横型が良いかだけは聞いたのですが、「横型かなあ。でも、A4ファイルが入る大きさならどちらでも。」と言われ、柄の出方を見ながら決めれば良いかと迷いながらとりあえず作り始めたら、縦にも横にもA4ファイルが余裕で入るバッグが出来上がりました。(何だったらLPレコードもすっぽり入ります。)まあ何と言うか、決断力の無い私らしいバッグになりました。でも、包容力の高い姉は、きっと喜んで使ってくれると思います。
材料の帯は、こちらになります。お太鼓のところに、仕覆に入った棗が3つ出る感じになっています。色も落ち着いていて、私好みです。(姉好みでもあると良いなぁ。)
表側に開きましたが脇のかがり縫いが予想以上にしっかりしていてぺたっと平らにならず、1枚の平らな布として扱うより、この部分を1cm程折ってミシンで叩いてしまった方が良いと判断しました。予定より横幅が2cm短くなっちゃったけど、まあ何とかなるっしょ。
持ち手用の布は、両端を中心に向けて折った後もう一度半分に折って、両端に端ミシンをかけて、幅2cmのバンドを作ります。
(マチは、8cm。)
持ち手を仮留めした後、表と裏の本体2枚を中表に合わせます。返し口を残して、縫い代2cmでバッグ口を縫います。
《後日談》
本日、姉に渡してきました。「軽くていいね。」と、気に入ってくれた模様。使ってくれそうです。良かった良かった。