前々回のブログのオマケ企画だった、ランチョンマットで作るマスクケース。残っていた材料で少し形を変えてもう一つ作りました。使っているのは、セリアでいろいろ出しているウィリアムモリスシリーズの一つのランチョンマットです。コロナも大分落ち着いて来ていますが、病院などではまだマスクが必要な場面もあるので、もう一つ改良版を作っておいても良いかなって思いました。
前回の残りがこれ。角を丸くカットしたままで、放ってありました。なんとか縦横の長さも間に合いそうですので、これを使い切ります。
しっかり折り目をつけて形を整えたら、中央にスナップボタンをつけます。目打ちで好きな大きさの穴を開けて、特別な道具がいらないタイプのスナップボタンを指の力だけでパチっと簡単につけました。フラップの重なりが1.2cm位しか無かったので、1cmのスナップボタンでは端ギリギリになってしまいましたが、まあ良いでしょう。(だって端切れの再利用だもん。留まるだけでOK。)
白いプラスチックケースに収納していた頃は、外食の時などテーブルの上に仮置きするにはちょっと大きくて場所をとるなあと思っていましたし、曲げて使っていたワイヤー部分を真っ直ぐにしてからプリーツも整えてケースに入れるのが少し手間でした。でも細長く半分に折って入れるようにすると、半分に折る時にどのみち少しワイヤー部分に触れるので、一手間スキップ出来る気が。(我ながらなんてモノグサ!)そして、バッグの中でもスマホ用の小さなポケットにスっと入れられるので、指定席を作りやすくて出し入れがスマートです。勿論開けば1枚の平面に戻るので、毎日の消毒も楽々です。ここ、大事ですよね。
アメリカにいる時にも着物を着たかったけど、着物でお出掛けする機会は全くありませんでした。ただ、着物は好きだし帯結びも忘れたくなかったので、雨で外に出たくない日とかに家でたまに練習したりはしていました。買わないけど日本のリサイクル着物のサイトもよく覗いていました。好きだったのはICHIROYA。良いなあと思うものをカートに入れるだけの「お買い物ごっこ」をしていました。ところがある時ここが急に廃業しちゃって、異国での私の密かな楽しみが失われてしまいました。帰国したら実店舗でいろいろ見て回るぞ〜と楽しみにしていたのに、近所のリサイクル着物屋さんも今年の春に店じまいしてしまってガッカリです。ここは悉皆屋さんとしても使っていたので、これからどこにお願いすれば良いのか途方に暮れています。着物、好きなんだけどな。普段からもっと着るようにならないと、リサイクルショップどころか新品の着物を扱うお店の存続もどんどん厳しくなっていくのかしら。着物文化は絶対に守りたいんだけどな。
最近はまたネットで気に入ったリサイクル着物のお店を見つけて、私の「お買い物ごっこ」が復活しています。最近その店のセールを利用して、帯を何本か買いました。実際に日常的に着物を着るのはハードルが高いかもしれませんが、リサイクル帯を小物にリメイクして日常に取り入れたら、少しは私の着物への情熱も満足させることが出来るのではないかと考えました。手始めに縫いやすそうな名古屋帯で、簡単な縦型のトートバッグを作ってみました。
抽象絵画の様な柄なので上下を気にせずに裁断しましたが、上の写真の方が帯の柄としては正しい向きです。下の写真ではオランダ線が上部に出ているので、本来の柄としては逆さまになっています。帯はタレ先から80cmのところで裁断して、使いました。
使った帯は、これです。
《裁断》
帯から
本体 帯幅(29.5cm)x80cm 1枚
マチ 10cmx36cm 2枚
持ち手 1/2帯幅x40cm 2枚
帆布から
本体 48cmx41cm 2枚
これで完成です。
これは英語の勉強会用のバッグにするつもりです。今使っているのは、テキストを買った時におまけで付いてきたトートバッグなんですが、入れる物の量に比べてマチが広すぎて使いにくかったんです。
(今回は薄いマチに仕立てました。)