Quilt

レモンスターのキルト(2)

11/27/2017

何とかキルトトップを完成させた後気が緩んだのか、とりあえずセールの時に必要なサイズのバッティングだけは買って、それっきりになっていました。

でも今日は、停滞期を乗り越えて一歩前進。もう一つの懸案だった裏用の布を遂に買って来ました。今まで「これだ!」と思った生地を買おうとして裁断のカウンターで計ってもらうも必要な尺(7-1/2ヤード)に足りず心が折れる経験を何度もしていたので、今回は最初から巻きがたっぷりありそうな物から選びました。ところが広げてみるとそれは一枚布ではなく、何枚かに切られた布を一つの板に巻いてある物でした。一難去って又一難。でも、今日は絶対に買って帰るという強い意志の下、なるべく継ぎが少なくすむようにするにはどう買えばいいのか、その場でセンチとインチとヤードの換算をして、何とか6ヤード強と2ヤード弱の2枚に分けて買って来ました。(私の頭の中は、未だにメートル法。インチやヤードには全然慣れないので、メートルで考えた用尺は家で計算機を使ってヤードに変換してからお店に行くようにしています。ああ、面倒くさい。でも、「10進法の方がずっと楽なのに〜」と思ってしまうのは、メートル法で育った人間の驕りなんでしょうね。)裁断カウンターに丁度他にお客さんがいないタイミングだったし、お店の人も親切に付き合ってくれたので、何とかくじけずその場で計算。頑張れました。


大きいほうの布の長さを半分に切って横につなげ、小さい方は幅を半分に切って縦につなげて十分な長さを確保した後、その2枚を更に横につなげて、約270cmx270cmの1枚布にしました。これを裏布として使います。

裏布の裏を上にして広げた上にバッティングを置き、大きさを揃える為にはみ出した分をトリムし、その上にトップを重ねて安全ピンで留めていきます。いつもは糸でしつけをかけますが、今回は初めてキルトのしつけ用のカーブのついた安全ピンを使ってみました。40個使いましたが、ピンとピンの適切な間隔がどの位なのかよくわからないので、もしかしたらこれでは足りないかもしれません。作業が進むにつれて、必要があれば買い足すことになるでしょう。

(ローロフトのキングサイズのバッティングを使いました。)

 (裏布・バッティング・トップの順に重ねます。)

 (しつけ用の安全ピンはこんな風に曲がっていて、平らに広げた布の上からでも使いやすくなっています。)


さあ、次はいよいよキルトの段階に入ります。大き過ぎて家庭用ミシンでのキルトは無理そうなので、今回もハンドキルトにする予定です。(折角ミシンキルトが出来るミシンを買ったのに、なかなかその機能を使えずちょっとイラついております。)キルトはあまり凝ったデザインにせず、あっさり目に仕上げたいと思っています。

合言葉は、”A finished quilt is always better than a perfect quilt top.”ですからね。

Baking

お花のかぼちゃアンパン

11/12/2017

先日オハイオ州にあるインターナショナルスーパーマーケットJungle Jim’s でKabocha Squash という名前のカボチャを買って来ました。産地はカナダでしたが、どう見ても日本の栗カボチャ。懐かしいじゃあないの。当日真っ先に作ったのは煮物でしたが(私にはやっぱりこれが一番美味しくてほっとする味!)、次の日にはお花の形が可愛いかぼちゃアンパンを作りました。


いつも一度に12個作るバターロール用の生地で、6個のバターロールと6個のかぼちゃアンパンを作りました。今回はかぼちゃアンパンだけに焦点を当てて紹介します。


先ずはあんを作ります。かぼちゃ1/4個の皮を剥いて(正味275g)をレンジでチンしてフォ
ークで潰し、熱いうちにきび砂糖30gを混ぜました。量は適当で大丈夫です。どちらかと言えば、かぼちゃの甘さを生かしてあくまでも砂糖はひかえめでいくのがおすすめです。




冷めたら6等分して丸めておく。

(1つ40g位になりました。)

次に生地を作ります。

ホームベーカリーで1次発酵まで済ませて、生地を取り出して12等分して丸め、綴じ目を下にしてベンチタイム15分。


6個はバターロールの成形に。残りの6個はアンパンにするので、ひっくり返して綴じ目を下にきれいな面を上にして中央が少し厚めになるようにめん棒で丸くのばす。カボチャあんを包んでしっかりつまんで閉じて、綴じ目を下にしてベンチタイム10分。

(中心を厚めにのばす。)


(しっかり閉じて、)

(ひっくり返します。きれいな面が上に来ます。)

めん棒で平らにし、スケッパーで放射状に8本切れ目を入れる。



隣り合った2つずつを背中合わせにするように形を整える。


霧吹きをして、暖かいところで2次発酵50分。

(バターロールも同時進行。)

とき卵に少量の水を加えた卵液をはけで塗り、黒ゴマを中心に飾り、350度F/180度Cに予熱したオーブで15分焼く。


見た目も味も大満足な、かぼちゃアンパンができました。サラダとコーヒーを添えれば、簡単なランチに良いかもね。