Baking

イチジクマフィン

9/26/2025

 知り合いから、家庭菜園での収穫のおすそ分けをいろいろ頂きました。その中に小ぶりのイチジクがあって、以前から作ってみたかったイチジクマフィンに挑戦しました。




《材料》

イチジク(小)     4個
薄力粉         90g
アーモンドプードル   30g
BP                                           小1
卵           2個
サラダ油        50g
グラニュー糖      50g
プレーンヨーグルト   20g


《作り方》

①  イチジクの皮を剥いて、径の大きいところで厚さ1cmほどのスライスを6枚取る。
  残りは、サイコロ状にカットする。
  (今回は皮を剥きましたが、完熟なら皮ごと食べられるそうです。)


②  ボウルに、卵とサラダ油とグラニュー糖とプレーンヨーグルトを入れて、よく混ぜる。



③  薄力粉とアーモンドプードルとBPを合わせて、②にふるい入れる。



④  粉気が無くなるように、さっくり混ぜる。

⑤  マフィン型にベーキングカップを敷き、④の生地を半分ほど入れ、角切りしたイチジクを当分して入れる。上から残りの生地を被せる。


⑥  スライスしたイチジクを上に飾る。
  焼くと上がってくるので、少し押し込むようにしておくと良い。


⑦  甘みを足す為に、表面にグラニュー糖を少々振りかける。


⑦  170℃のオーブンで、20分焼く。


⑧  焼き上がったら、網に移して冷ます。



完成です。



一目見てイチジクのマフィンと分かりますが、マフィンの中にもイチジクの角切りが入っています。噛むと、ふわふわのマフィンの中にプチプチとした面白い食感があって、とても面白い感覚です。バターを使わなかったので、あっさりとして食べ易いおやつになったと思います。

(中からもイチジクが顔を出します。)

Sewing

フリル付き手拭い巾着

9/26/2025

 秋分の日は過ぎたけれど、巾着の材料として今年買ってあった手拭いがまだ残っていたので、少しでも夏の名残が残っているうちに形にしてしまおうと大急ぎで作りました。


(紐をキュッとひいて、巾着に。)

(巾着にせず、シンプルなトートとしても。)

今年の新作と思われる33x80cmの手拭いは好きなデザインが沢山出たので柄違いで沢山買って、同じ形で沢山作って、作った端から家族やお友達にプレゼントしました。自分でも気に入ったし、みなさん喜んでくれたと思うのね。今回作ったこのクマちゃんとワンちゃんの手拭いのサイズは33x90cmで、今年大量生産した物に比べると少し長さがあります。少しサイズが違うので製作を後回しにしていましたが、やっとこちらに着手できました。


(可愛過ぎない色なので、大人にも良いかと。)

大量生産した方の巾着の縦横のバランスも気に入っていたので、今回長くなった10cm分をフリルにして口元に付け足すようにして、その他の部分は前と同じ寸法のままになるように作りました。


《作り方》

①  手拭いの短い方の辺の3つ折りを解く。折りを広げてアイロンをかける。
  長さが半分になるように、中表に折る。
  切りっ放しの布端がきれいに揃うように、真っ直ぐカットし直す。

②  畳んだまま、上から8cmのところで短冊状にカット。三つ折りのままになっている辺のミシン目も解く。アイロンで整えてから、細長く4つ折りして両サイドを縫う。(持ち手になる。)

③  上から8.5cmとそこから更に2.5cmのところに線をひき、線の中心から左右に5cm外にいったところに印をしておく。(持ち手の付け位置。)

④  輪から4cmを平行に折り返す。(どちらの面でもOK。)


⑤  ③でひいた線の間(2.5cm)は縫い残しながら、両サイドを縫い代1cmで縫う。

⑥  上端を1cm折ってアイロンをかけ、更に5cm折ってアイロンをかける。

⑦  ③で付けた印を目安に、⑥で折り返したところに持ち手を2.5cm挟み込む。


⑧  紐通しの下端から2m m位のところを、持ち手も一緒にぐるりと一周縫う。

⑨  持ち手を上に折り返して、⑧で縫った線から2cmのところをぐるりと一周縫う。


⑩  表に返して、サイドに開いている紐通し口から紐を通し、しっかり結ぶ。
  (ひもは、70〜75cmのものが2本必要です。)

完成です。紐をキュッと引くと、口元にフリルが出来ます。フリル無しの巾着も可愛かったけど、この形も柄の可愛らしさに合っていて素敵だと思います。フリルの高さは2.5cmで大き過ぎず小さ過ぎず、良い感じの仕上がりになったと思います。

Baking

懐かしのスコーン

9/22/2025

 先日主人が蓼科方面へ縄文遺跡を巡る一人旅に行って、お土産にバラクラフルーツガーデンのレモンカードを買って来てくれました。そして、「スコーンに付けて食べよう。作ってね。」という、リクエストが。あら、うちの旦那様ったら意外とオシャレな嗜好だったのね。


(腹割れもばっちり、の物もある。)

スコーンは、アメリカ駐在中にコロナ禍で物流がストップして、まずスーパーの棚からパンが消え次に強力粉が無くなり、いよいよ自宅でパンも作れなくなってとても困った時に、薄力粉だけで作れる主食になるモノとして初めて作りました。(そのうち薄力粉も品薄になった覚えがありますが。)スーパーへ食料品の買い出しに行く度に棚の商品が少なくなっていき、個数制限の張り紙がされ、不安で一杯だった日々。私にとってスコーンは、そういう記憶と繋がっています。それ以来だから、今回5年ぶりにスコーンを焼く事になりました。その頃に作ったレシピがこのブログ上にきっとある筈だと思って見返してみたのですが、記事にはしていなかったようで見つかりませんでした。当時はきっと楽しい気持ちで作っていなかったから、ブログに上げる余裕がなかったんだろうな、と思います。

(2020年3月。スーパーのパンの棚は空っぽに。)

今回、改めてレシピを探して作ってみました。参考にしたのは、Pato Cooking というアイルランド出身のシェフのYouTubeです。

《材料》

バター     40g
薄力粉     210g
BP                           10g
塩       2.5g
グラニュー糖  35g
牛乳      90ml
レモン汁    小さじ1

《作り方》

①  バターを小さく角切りにして、冷蔵庫で冷やしておく。


②  薄力粉をボウルに入れて、泡立て器でかき混ぜておく。(丁寧にするなら篩にかけても良いけど、今回は家庭用なのでグルグルするだけで。)


③  冷やしておいたバターを入れて、指で潰しながら粉に馴染ませていく。全体にサラサラになるまで、時間をかけずに素早く行うのがポイント。


④  グラニュー糖と塩とBPを入れて、軽く混ぜる。


⑤  牛乳にレモン汁を混ぜて10分おいたものを④に入れて、フォークでさっと混ぜる。

(手に入りにくいバターミルクの代替えだよ。)

⑥  手に換えて、なるべくコネないような気持ちで、一まとめにする。


⑦  粉を打った台に出して、半分に折って押さえる、という作業を5回繰り返す。

⑧  めん棒で2cmの厚さに伸す。

⑨  直径6cmの丸カッターで、上から真っ直ぐに押さえて型抜き。ここで、捻ったり斜めに抜いたりしないのが、大事。残った生地も、まとめて抜き直す。

この辺りの作業は、手は汚れているし、楽し過ぎて、記録用の写真を撮るのも忘れて一気に行いました。分かりにくかったら、ごめんなさい。

⑩  オーブンの天板に並べて、表面に卵を塗る。(側面には塗らない。)
  170℃のオーブンで15分焼く。


完成です。


上の写真の左奥のスコーンは、真っ直ぐに抜けなかったのか傾いて膨らんでしまいました。右端のスコーンは4つ抜いた後の残った生地をまとめたもので、型抜きが出来るだけの大きさにならず、上手く上に膨らまなかった例になりました。側面がスパッと切れていると、いい感じに真っ直ぐ高さが出ると思います。


上手く膨らむと腹割れもしっかり出来て、上下に手で割るのも簡単です。クロテッドクリームの代わりに少量の生クリームを泡立てて、レモンカードと一緒にスコーンに挟んで朝食にしました。とってもとってもと〜っても美味しかったです。楽しい気持ちで作るスコーン、良いですね。また作ろうと思います。

(お土産のレモンカードはラベルデザインも可愛い。)

(スコーン、サラダ、卵料理の朝食です。)

Craft

イニシャル入りジュートバッグ

8/15/2025

 表面にご自分で素敵なデコパージュを施したジュートバッグを、お友達が見せてくれました。それに刺激されて、私も久しぶりにデコパージュしようかなと100均でジュートバッグを買って来たは良いけれど、肝心の素材になるペーパーナプキンがなかなか決まりません。せっかく買って来たバッグをいつまでも放っておくのも悔しいので、デコパージュをするのは一旦保留して、ジュート生地の粗い目を利用してクロスステッチでイニシャルを入れてオリジナルのバッグを作る事にしました。クロスステッチをするのも久しぶりです。


(夏ならではのバッグです。)

今回はダイソーで売られている中でも最小サイズのジュートバッグを使いました。お財布と携帯だけ入れて近所へお買い物に行く時に使う他に、部屋の中で小物入れに使ったり、ドライフラワーを入れて飾ったりするのに使ったりも出来そうなサイズ感です。ジュートバッグは色々なお店で色々なお値段の物が売られていますが、今回はお試しだし、最初からワンポイントの刺繍をする予定だったので生地目が歪んでいても(実際のところ、かなり斜めっていました。)あまり影響は無いと割り切って、お値段重視で選びました。何しろ100円ですもの。安っ!


(真四角に近い形のバッグです。)

イニシャル刺繍のデザインは、ピンタレストでいろいろ検索した中から気に入ったものを手作業で方眼のメモ帳に書き写して、それを元に刺繍しました。刺繍糸はセリアの物で、1束ずつ2色入りで100円でした。全て2本どりで刺しました。ジュートの目は均一ではないので、クロスステッチとして成り立つか心配しましたが、ほぼ想像通りに出来上がりました。

(想定より少し細長くなったけど、許容範囲内。)

ただ、仕上がってみたらこれだけではちょっと地味な気がしたので、自分で少しデザインを付け足しました。最初にイニシャルの配置を隅の方にし過ぎていて、イニシャルの右と下にはもうスペースが無かったので、上にだけリボンか王冠かお花か…と考えて、最終的にはこんなデザインにしました。

(今気が付いたけど、これ左右対称じゃないね。)

方眼用紙に新しいデザインを描いてみたらイニシャルとのバランスが悪かったので、実際はこれよりもイニシャルに対して上に2目と左に1目ずらして刺しましたが、それでもくっつき過ぎている印象だったのでもっとずらしても良かったのかもしれません。でも、そもそも足したデザインが左右対称になっていなかったって全て刺し終わってから気が付いちゃったりして、何だかいろいろ残念。でもまあパッと見た感じではデザイン的に破綻していないので、これはこれで良いか。ドンマイ!



(プラスした部分の有る無し。比べてみてどう?)

イメージ先行で始めたので、小さくて硬いバッグの底の端っこに刺繍をする(と言うか、糸処理をする)のがこんなに大変だなんて思ってもいませんでしたが、完成してしまえばそんな苦労もなんのその、イニシャル好きの私としてはかなりお気に入りの作品になりました。でもやっぱり、次にまた同じような作品を作るなら、刺繍はバッグの口元かせめて中央に配置する賢さは持ち合わせていたいと思っています。

(バッグの内側も、割とキレイよ。)

Sewing

夏の手拭い巾着

7/29/2025

 毎年夏の楽しみと言えば、100均の新作手拭いを見る事です。今年も素敵なデザインの物が沢山出ていて、気分は爆上がりです。今年の新作に私の好きなモリス風の花柄があったので、それを使って旅行時に小物の整理に便利そうな巾着を作りました。


(色も柄も私好み。この手拭いで既に3つ制作済み。)

材料は、これ。商品名は「手拭い風タオル」ですが、実際にはかなり織りの粗い木綿です。お洗濯をしても、すぐに乾きそうです。

(サイズは、約33cmx80cmと表示されています。)

《作り方》

⑴   短辺の三つ折りを解いて、アイロンをかける。

  去年までは長さが90cmだったと思ったのですが、この手拭いは長さが80cmでした。長さをフルに使う為に、面倒ですが短辺の三つ折りは解いてから使いました。長辺の三つ折りはそのままにして、サイドの縫い代の端の始末を省略しました。


⑵  持ち手用の布を裁断。

  短辺の長さx8cmを2枚カットする。残っている三つ折り部分も解いてアイロンをかけておく。

(カットしてから、両端の三つ折りを解きます。)

⑶  持ち手を作る。

  ⑵の幅を4つ折りして、両端に端ミシンをかける。


⑷  本体を縫う。

  長さを半分に折り、底になる輪を4cm上に折り返して、三つ折りの幅が縫い代になるように両サイドを縫う。この時、上から3.5cm縫って、ヒモの通し口になる2.5cmを縫わずに飛ばして、また下まで縫う。返し縫いを忘れずに。

(半分に折ってから、更に底を4cm折り上げます。)

⑸  持ち手を付ける。

①  袋口を、1cmと2.5cmの三つ折りにアイロンで癖付ける。袋口の上部表面の上部に2.5cm幅のヒモ通し口が出来ている事を確認。

② 中心から左右に5cmずつ離したところに持ち手の内側が合うように、持ち手を袋口に挟む。
  三つ折りの下の端に端ミシンをかける。


③  持ち手を上に折り上げて、三つ折りの上端に端ミシンをかける。


⑹   両サイドのヒモ通し口からヒモを通して、完成。


出来上がりのサイズは、本体のみで縦25cm横32cm。マチは8cmあります。ヒモをキュッと絞ったら、丁度良いバランスの巾着になりました。


底マチもしっかりあるけど、ペタンコにもなる設計です。


この巾着の作り方で一番気に入っている点は、手拭いの長辺の三つ折りをそのまま使っているところです。

(手抜きしたところ、分かるかな?)

気軽に作れて使いやすそうな形も大きさも気に入ったので、姉や姪っ子達にもプレゼントしたくて、色んな柄で作った中から好きな物を選んでもらいました。

(ピンクの色違いも、素敵な雰囲気。)

巾着にしないで四角いままでも、使えそうです。


(シマエナガ柄も可愛いくてお気に入りです。)

この作り方で作るのなら柄に上下の無い手拭いを使うのが良いのですが、そんな目で選んだ手拭いの買い置きは、まだ数種類あります。どの柄でも可愛く出来上がりそうなので、またこれから作るのが楽しみです。

(こんなのもあります。どれも可愛いよね。)