Baking

たまにはクリームパンも食べたい

7/12/2020

ありがたい事にアメリカでもいろいろ美味しいパンを見つけたけれど、やはり日本ならではのパンを無性に食べたくなる時もあります。時々菓子パン的な物を作るのはそういう事なんだけど、今回はクリームパンの気分。朝食用のパンを作る時に、4つだけをクリームパンに。その他は、ホットドッグパン2つと、バターロール2つ。ホットドッグパンは、いつもと違う成形にしてみました。それにしても、クリームパンは形がプクプクした赤ちゃんの手みたいで可愛いわあ。カスタードクリームが入っている分クリームパンばかり大きく見えますが、出来上がったパン生地を8等分して作っているので、それぞれの種類で使っている生地の量は同じです。

 (成形。)

 (焼き上がり。)

カスタードクリームは電子レンジで簡単に作るのが私流ですが、シュークリームやトライフルを作る時と同じレシピで作ったものを入れて焼くとクリームが溶けて生地に染み込んで消え気味なので、今回は卵黄の量を増やし、少し固めに仕上げる工夫をしてみました。そのおかげなのかどうか、クリームの形は割合そのまま残ってくれたように思いました。

《材料》

コーンスターチ  大さじ1
粉糖       大さじ3
卵黄       2個分
牛乳       カップ1
バニラエッセンス 少々

《作り方》

①  コーンスターチ・粉糖・卵黄を、よく混ぜる。


今までは小麦粉で作っていたけれど、コーンスターチが大量にあるので、今回はコーンスターチでやってみました。

②  牛乳を少しずつ入れて、その度によく混ぜる。


③  ラップして、電子レンジにかける。

アメリカのレンジは基本1000wなので、日本で作っている時よりも慎重さが必要です。
様子を見ながら1回につき30秒ずつくらいかけて、その度に泡立て器でよく混ぜます。よく覚えていないけど、3~4回くらいかけたかな。(様子を見るために途中で開け閉めしていたから、わからなくなっちゃって。)


正直言って、考えていたよりも固めの仕上がりに。最後の最後で急激に固まるので、ホント、要注意です。ゼラチンで固めたかのように、プルプルになりました。

④  荒熱が取れたら、バニラエッセンスを加える。

香りをつけて、出来上がりです。

カスタードクリームは必要な量より多く作ったので、残りは後日タルトにプラスしておやつにしました。

(タルト+カスタード+ホイップクリーム+ブラックベリー。)

たまに異様に甘い物が欲しくなるのは、疲れているからなのか。そうだとしたら、連日のクリームパンとフルーツタルトでかなりリフレッシュ出来たはず。また明日から頑張ろう。

Sewing

トート型お弁当バッグ

7/08/2020

アメリカ全体でもそうだけど、アラバマ州単独でもコロナは収束どころか拡大中。みんな!大勢でのパーティとかはまだ早いよ!本当は分かっているんでしょ?と言いたいです。(現役大統領が自分自身もマスク着用せず、参加者にも着用を呼び掛けず、アリーナでギュウギュウ詰めの大規模集会を開いてる国に住む虚しさったら…。州レベルではかなり深刻に対応していると思うんだけど、一体全体どうなっているのか?)そして極々身近な話としては、なかなか気軽に外食が出来ない状態が続く限り、旦那さんのお弁当作りも続くという事。ずっと紙袋に入れて持って行っていたけれど、どうも長丁場になるらしいので、お弁当箱の大きさに合わせて専用のお弁当バッグを作りました。


お弁当箱は日本から持って来ていなかったので、ちょっと深めの密閉容器で代用しています。それプラスお箸とおしぼりと水筒というのが、いつものお弁当パターン。

(全部入れるとこんな感じ。ぴったりサイズです。)

でも、イレギュラーにフルーツを持って行ったりする時に上部から飛び出しちゃうかも、と思い、マグネットで留めるタブを後付けしました。それがこちら。

(小さい容器が1つ加わると、こんな感じに少し飛び出します。)

フレキシブルに使えるようにと、タブに余裕を持たせ過ぎてブカブカ気味なのがちょっと不満ですが、大事故にはなっていないので作り直しもせずに使っています。

《裁断》

本体用 帆布(ベージュ)  32x12cm  2枚


 底布用 帆布(紺)  32x26cm  1枚


持ち手用 帆布(紺)  10x50cm  2枚


中袋用 木綿(ストライプ) 32x44cm  1枚


《作り方》

①  持ち手を作る

   持ち手用の布の幅を4つ折りして両端に端ミシンをかけます。
   2.5cm幅の持ち手になります。


 (2本用意します。)

②  本体用の布に持ち手を付ける

   本体の中心から左右4cmずつ空けて持ち手を縫い付けます。
   口側上部4cmは縫わずに、底布側からコの字に持ち手の端を縫います。


③  底布と縫い合わせる

   本体と底布を中表にして縫い合わせます。


   縫い代は底布側に倒して、底布側に端ミシンをかけます。


④  本体を袋状に縫う

   ③を底中心で中表に折り、脇を縫い、10cmのマチを縫います。

⑤  中袋を縫う

   中袋は1枚布で作りました。
   本体と同じく、脇を縫った後、10cmのマチをつけました。
   脇に開け口を縫い残すのを忘れずに。


⑥  本体と中袋を中表に合わせて縫う

   持ち手を内側に倒し、脇の縫い線を合わせて、バックの口をぐるりと縫います。


    返し口からひっくり返して、口を縫い閉じます。
 中袋を少し控えて端ミシンをかけます。



⑦  完成


ここからは、タブを付けたオプションです。

⑧  タブを作る

   持ち手の間にタブが入るように、幅を8cmと決めました。
   マチ分がそのままバッグの口まで反映されるように、長さは長めにとりました。
 

《裁断》

   タブ用 帆布(ベージュ)          10x18cm   1枚
                10x6cm     1枚
       木綿(ストライプ)   10x14cm  1枚

   マグネット部分には力がかかるので、帆布にしました。

(縫い代は帆布側に倒して、端ミシンをかけてあります。)

   マグネットを付けたら、角を丸くカットして、縫い代1cmで中表に縫い、


   カーブ部分に切り込みを入れて、


   表にひっくり返し、
   返し口の縫い代を内側に折り込んで、全体に端ミシンをかけます。


⑨  タブをバッグに縫い付ける

   ⑧で作ったタブを、バッグの持ち手の間に縫い付けます。
   バッグ口のミシン目に重ねて縫い付けました。


⑩  本体にマグネットを付ける

   タブを付けた反対側に、もう一方のマグネットを付けます。
   十分考えたつもりだったけど、位置については再考の余地有り。


   マグネットを留めると、こんな感じになります。


今のところ特に問題無く使っていますが、あまりにもぴったりサイズなので、もう少し余裕があった方が出し入れがしやすいのかも。洗い替えを作るとしたら、そこのところをもう少し改善出来たらと思います。1番良いのは、コロナが収束して会社の近くの飲食店の営業が元に戻りお弁当作りが必要なくなる事ですが、いつになるやら予測がつきません。「また会社のみんなで外に食べに行けるようになったから、もうお弁当は要らないよ。」と言われるまで、お弁当作りを頑張るしかないですね。(今の私に出来る事。)
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と、ここまで書いて一夜明けて、朝食をとりながらローカルニュースを見ていたら、今日から(正確には昨日の午後5時から)うちのカウンティでは公共の場所でのマスク着用命令が施行されたという事実を知りました「要請」じゃなくて「命令」ですよ、「命令」。七夕だからって「さ~さ~の~葉~さ~らさら~♫」なんて呑気に歌ってる場合じゃあなかったのね。慌てて、引越し以来初めてカウンティのホームページをチェックしました。私は普段からほぼ家にこもっているのであまり実感は無かったけど、やっぱり世の中的には事態は悪化している感じなのね。州レベルまでの発表は逐一領事館からメールでお知らせが来るけれど、こんな小さなカウンティレベルの発表は自分で気を付けていないと見過ごしちゃうかもしれないんだなぁと、改めて感じました。(ローカルニュースは見ておくものですね。)私はまだ外では常にマスクをしているから、今回の命令によって私の行動が特に変わるという話ではないですが。身の引き締まる思いです。闘いは続く。

(7/6 に命令が出て、7/7の5PMから施行されました。)