ありがたい事にアメリカでもいろいろ美味しいパンを見つけたけれど、やはり日本ならではのパンを無性に食べたくなる時もあります。時々菓子パン的な物を作るのはそういう事なんだけど、今回はクリームパンの気分。朝食用のパンを作る時に、4つだけをクリームパンに。その他は、ホットドッグパン2つと、バターロール2つ。ホットドッグパンは、いつもと違う成形にしてみました。それにしても、クリームパンは形がプクプクした赤ちゃんの手みたいで可愛いわあ。カスタードクリームが入っている分クリームパンばかり大きく見えますが、出来上がったパン生地を8等分して作っているので、それぞれの種類で使っている生地の量は同じです。
(焼き上がり。)
カスタードクリームは電子レンジで簡単に作るのが私流ですが、シュークリームやトライフルを作る時と同じレシピで作ったものを入れて焼くとクリームが溶けて生地に染み込んで消え気味なので、今回は卵黄の量を増やし、少し固めに仕上げる工夫をしてみました。そのおかげなのかどうか、クリームの形は割合そのまま残ってくれたように思いました。
《材料》
コーンスターチ 大さじ1
粉糖 大さじ3
卵黄 2個分
牛乳 カップ1
バニラエッセンス 少々
《作り方》
① コーンスターチ・粉糖・卵黄を、よく混ぜる。
今までは小麦粉で作っていたけれど、コーンスターチが大量にあるので、今回はコーンスターチでやってみました。
② 牛乳を少しずつ入れて、その度によく混ぜる。
③ ラップして、電子レンジにかける。
アメリカのレンジは基本1000wなので、日本で作っている時よりも慎重さが必要です。
様子を見ながら1回につき30秒ずつくらいかけて、その度に泡立て器でよく混ぜます。よく覚えていないけど、3~4回くらいかけたかな。(様子を見るために途中で開け閉めしていたから、わからなくなっちゃって。)
正直言って、考えていたよりも固めの仕上がりに。最後の最後で急激に固まるので、ホント、要注意です。ゼラチンで固めたかのように、プルプルになりました。
④ 荒熱が取れたら、バニラエッセンスを加える。
香りをつけて、出来上がりです。
カスタードクリームは必要な量より多く作ったので、残りは後日タルトにプラスしておやつにしました。
(タルト+カスタード+ホイップクリーム+ブラックベリー。)
たまに異様に甘い物が欲しくなるのは、疲れているからなのか。そうだとしたら、連日のクリームパンとフルーツタルトでかなりリフレッシュ出来たはず。また明日から頑張ろう。