Sewing

大きなリボンのクラッチバック

4/12/2018

今日は久しぶりにミシンで縫い物をしました。来週末に引越し(車で10分位の所)を控えてミシン部屋のハギレなんかを片づけている内に、何か作りたいという欲求がムクムクと湧いて来たの。黒の合皮と木綿の赤いキティーちゃんの組み合わせで次女の為にポーチなどの小物を色々今まで作って来たのですが、そのお馴染みの組み合わせでもう一つ、大きなリボン付きのクラッチバックを作ってみました。

(黒いクラッチの内側は、赤いキティーちゃん。)

トートバッグの口元に同様のリボン(この時は木綿でしたが)を縫い付けてアクセントにした事はあったのですが、今回はクラッチの高さとほぼ同じ位の幅のリボンを付けようという試みでした。こんなデザインのバックはよく見るけど、手元にある合皮の厚みと張りがこのデザインに丁度良いような気がして。合皮一枚できれいなリボンの形がキープ出来るものなのか、実験しました。

《材料》

黒合皮 (表地用)       35cm x26cm   2枚
             (リボン用)   39cm x20cm   1枚   /  20cm x4cm   1枚
             (タブ用)       1.5cm x5cm    2枚
赤木綿 (裏地用)       35cm x20cm   2枚
ファスナー (切るタイプ)        35cm
Dカン(1.5cm幅)                        2個




《作り方》

⑴  裁断

⑵  リボンを作る

     小さい布を輪に縫い、その中に大きい布を通し、リボンの形を作る。

⑶  リボンの両端を表地の脇に仮止めする

(浴衣の帯みたい?気にせず続行。)

⑷  ファスナーをつける

     中表に合わせた表地と裏地でファスナーを挟むようにして縫い、表に返して端ミシンをかける。
     ファスナーの両脇に同じようにする。

(リボンが付いている方は、もこもこして縫いにくかった〜。)

 (両側に付きました。)

(裏はこんな風。)

⑸  タブを作る

     タブ用の布をDカンに通し、半分に折って、端を仮止めしておく。


⑹  タブを挟んで周囲を縫う
   
     表地同士裏地同士を中表に合わせ、表地側のファスナーのすぐ下にタブを挟んで、周囲をぐるりと縫う。
     裏地の底になる部分に返し口を開けておくこと。

 (タブを挟む位置はここ。)

(ファスナーを開けておくのと返し口を作るのを忘れずにね。)

⑺  返し口から表に返す

(角を切り落としておくと、多少はもたつき防止になります。)

 (表地のポーチの形を整えてから、裏地の方も。)

(角をきれいに出して形が整ったら、縫い残していたところをミシンで塞ぎます。)

⑻  裏地を中に納めて形を整えたら、完成!

ノートが入る大きさを狙って縦横の大きさを決めたのですが、出来上がってからもしやと思って試したら愛用のiPad Pro 12.9インチがまさかのジャストフィットでした。iPadケースとして使うのも有りですね。



Dカンを付けたのは、肩からかける形でも使えるようにと思ったからです。手持ちのポシェットからストラップ(ナスカンで取り外しが出来るもの)を外して付け替えてみました。これだとちょっと色が合わないけど、イメージとしてはこんな感じ。時間を見つけて黒い革紐にナスカンを付けて、専用ストラップも用意するつもりです。あ、チェーンでも良いかもね。


リボンの形を作る時は、思っていたより合皮の張りが強くてちょっと苦戦しました。でも徐々に柔らかくなり、ドレープはきれいに馴染んで来そうな気もします。もう1点気になっているのは、切りっ放しのリボンの端がほつれて汚くなってこないかどうか。どちらももう少し様子をみる必要がありそうなので、実験の評価はもう少し使ってみてからかな。