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ピンクのお花の勉強会用お当番バッグ

1/30/2025

 月に2回行っている英語の自主勉強会では、メンバー6人が順番に先生役(進行役)をしています。そして自分の担当の回が終わると、次の人に教師用テキストとリスニング用CDの入ったお当番バッグを渡します。2023年4月から現在まで使っているバッグも私が作った物ですが、使い勝手に少し気になるところが有ったので、私に担当が回って来た機会にそこの部分を改良して新しいバッグにチェンジしようと思います。


(完成品。)

使ったのは、う早この布(うさこのぬの)のラミネート生地です。50cmのカット生地で、くるくると巻かれた状態で見た時には一瞬マリメッコのウニッコかなと思ったのですが、近くで見ると柄も値段も全然違いました。マリメッコでなくても、デフォルメされたピンクの大きな花柄が可愛いなと思って買ってきました。今まで使っていたバッグが、ウイリアムモリスのウィローボウ柄でかなりクラシックで大人っぽい感じだったので、今回はかなり雰囲気が変わります。


(広げてみると、こんな感じ。)

《裁断》

持ち手     50x10cm     2本
本体      35x40cm     2枚
ポケット    20x11cm     1枚
Dカン用タブ  1x4cm      1枚


《作り方》

①  持ち手を作る。

  生地を4つ折りして、両端に端ミシンをかける。
  2.5cm幅50cmの持ち手が2本出来る。


②  ポケットを作る。

  ポケットの口になる辺を1cm裏側に折って、ミシンをかける。


  中表にポケット口側を6cm折り返して、両脇を縫い代1cmで縫う。


  表に返して、ポケットの上の部分の両脇をポケット幅に合わせて折り、縫う。


③  持ち手を本体に仮留めする。

  本体の上部中心から左右に5.5cmづつ離れたところに持ち手の内側がくるようにセット。
  縫い代5mmほどで仮留めしておく。


④  本体2枚を縫い合わせる。

  本体2枚を中表に合わせて、脇と底を縫い代1cmで縫う。


⑤  バッグ口の処理をする。

  持ち手を起こして、バッグ口を1cm裏に折り返す。


  そこから更に3.5cm折って、クリップで留めて折り癖をつける。(実際には、予め端から8cmのところにひいておいたラインに、先に折ったラインを合わせています。)
  持ち手の中央の空いている部分にポケットを奥まで入れてセットする。
  ポケットにはナスカンで取り外し出来るチェーン付きの鍵を入れたいので、簡単なDカン付きのタブも追加。Dカンは1.2cm幅の物、タブ用の生地は1x4cm用意しました。(切りっ放しで使ったので、使っていくうちに擦れて劣化するのがちょっと心配です。)


  バッグ口の折り返し3.5cmの見返しの両端に端ミシンをかける。
  これで、持ち手とポケットとDカンのタブがしっかり縫われる。


  持ち手を上に折り返して、持ち手の幅の分だけバッグ口の端ミシン線に重ねて縫う。


⑥  マチを作る。

  底マチを4cm縫う。余分な縫い代はカットする。


完成です。わーい!

今回改良したかったのは、この鍵の収納です。今まではバッグの中でキーがぶらぶらしてCDケースに当たったりしましたが、ポケットをつける事で鍵の保管場所を分かりやすく確保しつつCDケースが傷付く心配も無くなりました。

(リール付きの鍵は、とても使いやすいです。)

(すっぽり収納出来ます。これがしたかったのよ。)

今までのバッグと本体の大きさはほとんど変わりませんが、持ち手を少し長くしました。前の持ち手は少し短かったので、持った時に力が斜めにかかって本体に変なシワが出るのが気になっていました。

(新旧のバッグ。持ち手以外はほとんど同じです。)

(持ち手が倒れて実際よりも短く見えてます。)

(反対の面。可愛い模様です。)

以前気になっていた箇所を、今回しっかり改良出来ました。次に改良するとすればポケットの大きさ位で、ほぼこれで完成形と言って良いのではないかと思います。英語サークルのメンバー達は気に入ってくれるかな?感想を聞くのが楽しみです。

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